美味しい「アバイスンデ」(右)とイカのスンデ(左)です。♪ヽ(´▽`)/
束草には本当にいろいろな観光地がありますが、今回私が一番気に入ったのが、「束草アバイマウル」(→ホームページ)ですね。ヾ(≧∇≦)〃♪
ここは、1950年の韓国戦争の時に避難してきた北の咸鏡(ハムギョン)道の失郷民たちが、故郷に帰る日まで一時的に定着するつもりで海辺の砂浜地帯に集まって住んだのが始まりです。
「アバイ」というのは咸鏡道方言でオジサンのこと、「マウル」は村です。砂地で家も建てにくく水も得にくい中で暮らしながら、いつか故郷に帰る日を夢見てきたわけですが、失郷民一世たちの多くはすでに帰らぬ人となっていることでしょうね。胸が痛いです。
いずれにせよ、「束草アバイマウル」の人気は、北朝鮮式料理であり、特に「アバイスンデ」といわれる北朝鮮式のスンデ(腸詰)と北朝鮮式の刺身ネンミョンが美味しいのでした。
特にテレビなどで知られていて有名人たちもたくさん訪れている「端川食堂(단천식당)」が美味しいということだったので、今回、真っ先に行ってみましたが、これは本当に噂に違わない美味しさでした。
本場のスンデはもちろん、「スンデグク」がもう最高で、何度でも食べたい味でしたし、「刺身ネンミョン」も、私は30年近く韓国に暮らしながら、こんなに美味しいのを生まれて初めて食べました。やっぱり本場の味ということなんでしょうか。どうやってこの美味しさを出しているのかを知りたくなりましたね。
ここはドラマ『秋の童話』の撮影地でもあるらしく、ソン・スンホンさんとソン・ヘギョさんの銅像も建っていましたよ。「暮らしの慕わしい痕跡、そしてストーリーがある『アバイマウル』」、ここはお勧めです!♪ヽ(´▽`)/
「暮らしの慕わしい痕跡、そしてストーリーがある『アバイマウル』」とあります。
道路の右がアバイマウルで、左に陸地に渡る船着場があります。
今では道路が上を走っていてその下に展示物がいろいろありました。
昔の文化を伝えています。
甥っ子、姪っ子とその子供。
妻のお姉さんとその孫たち。
昔の渡し舟の写真が展示されています。
『秋の童話』も撮影されたんですね。
かなり頭が大きいソン・スンホンさんとソン・ヘギョさん。
500ウォンで昔の渡し船を体験できます。甥っ子と子供たちが乗ってピースしています。
陸とつながっているロープを引っ張って向こう岸まで行き来します。面白そう。
ということで向こうに見える「端川食堂(단천식당)」を目指します。
どこに行っても「アバイ」の言葉がついた食堂がありますね。
「アバイ食堂」を越えて。
着きました。「端川食堂(단천식당)」。「端川」は咸鏡南道の都市の名前です。
『1泊2日』のバラエティを撮影したと宣伝しています。元祖3代で運営しているそうです。
訪れた人の写真の中に有名な政治家の写真もありますね。
2階に来ましたが、超満員です。
とにかく有名人がたくさん訪れています。
出てきました。スンデセット。
まずは噂のアバイスンデをいただきます。
もう見るだけで美味しいことが分かります。
これはイカにチャーハンが詰まったようなイカ・スンデ。
これも美味しかったですよ。
おかず類もとってもいい味です。
これは姪っ子が食べたスンデグクの辛くないもの。
私は辛いものを頼みました。
これがメチャクチャ美味しかった。
もう一気に食べてしまいました。そもそもがスンデグクに目がない私です。
さらに刺身ネンミョンもいただきました。
これがまた美味しかった。
ネンミョンでいう刺身というのはホンオ(エイ)のことです。甘酸っぱくて美味しいですよ。
生まれて間もない孫を抱いている妻のお姉さんもお腹一杯ですね。ヾ(≧∇≦)〃♪
【行き方】 今は道でつながっていますが、昔は船で行き来したようです。(→ストリートビューで見てみよう!)
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