■青く燃える新緑に感動する日本ツアーと日本の神道!≧∇≦)〃♪ | 韓国・ソウルの中心で愛を叫ぶ!

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ポッドキャスト韓国語マガジン“サランヘヨ・ハングンマル”の編集長が、韓国と韓国文化の見つめ方を伝授します。

太宰府天満宮の入り口にある心字池の橋の上から撮った緑。すごい迫力ですよ。

 

 

ということで今はまた韓国の方々をお連れして九州でセミナーツアーの最中ですが、先日来た時が、ピンク色に燃える桜の季節だったのに、今回はわずかの時間で完全に緑色に燃える新緑の季節となっていましたね。日本の四季の移り変わりに目を見張るばかりです!ヾ(≧∇≦)〃♪

 

特に緑が豊富な太宰府天満宮は樹齢千年を超える楠をはじめとして、旺盛な茂り方が圧巻でした。昔、韓国で生活を始めてしばらくの頃に、ビザの延長のためにいったん日本に入国して戻ってくるということをしなければならなかったのですが、一番近い福岡まで飛んで韓国領事館にビザ申請をして、その後、太宰府を観光して、その後、ビザをもらってとんぼ返りしたものでした。その時も、北海道出身の私は、こんな緑の茂り方に圧倒された記憶があります。北海道とは緑の質が違いますよね。

 

韓国の方々も、この太宰府天満宮や雲仙地獄、平成新山などを見れば、韓国とは違って自然の力が圧倒的であり、この地に自然の力を畏れて神として祭る、八百万の神的な信仰が自然に形成された背景を感じることができます。

 

今回、「日本にはなぜ大小の行政単位でお祭りをする風習があるのか?」という質問が来ました。韓国にはないですからね。それは、日本では自然が、あらゆる恵みをもたらす根源でありながら、またいっぽうで人間のスケールを超えた災害ももたらすという二側面に基づいているという話をしました。

 

それは、日本三大祭の一つ、京都の祇園祭が、かつて863年に疫病が大流行し、864年に富士山が大噴火、869年に東北大地震と津波が起こったことを受けて、「荒ぶる神」の元祖スサノオを祭って鎮魂したところから、スサノオを祀る八坂神社のお祭りとして出発したということに象徴されています。

 

平将門を祀る神田明神の東京・神田祭と、菅原道真を祀る大阪天満宮の大阪・天神祭がまた日本三大祭なわけですが、恵みの神と荒ぶる神を同時に祭るという二側面をもって自然に対してきた、日本人の畏敬と感謝がお祭りという形で現れたということができますよね。

 

まあ、そもそもは韓国の巫教にもあった世界だったわけですが、韓国は仏教、儒教、キリスト教などの世界宗教を受け入れるたびに、それまでの自国の信仰を否定する形でそれらを国教化していった流れがあります。日本のように「神仏習合」、「儒家神道」みたいにはならないわけですよね。それゆえに、ある意味、かつての韓国の土着信仰の世界を垣間見たということにもなったようです。♪ヽ(´▽`)/

 

 

 

桜と梅が終わってすっかり緑の燃える季節です。

 

 

美しいですね。

 

 

これでこそ日本の神社という雰囲気になります。

 

 

いいですね。

 

 

本殿に入ると。

 

 

神木である飛梅もすっかり鮮やかな緑色でした。

 

 

平成新山の前で記念撮影をしました。圧倒的な日本の自然の力ですよね。

 

 

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