■親バカ父ちゃんが娘のためにとうとう空を飛んだ映画!´▽`)/ | 韓国・ソウルの中心で愛を叫ぶ!

韓国・ソウルの中心で愛を叫ぶ!

ポッドキャスト韓国語マガジン“サランヘヨ・ハングンマル”の編集長が、韓国と韓国文化の見つめ方を伝授します。


テーマ:

「『釜山行」のヨン・サンホ監督、今度は超能力だ!」


これは、前回の『7年の夜』に続いて、リュ・スンニョンさんの親バカ映画紹介の第2弾ということになります。観たのは先々月くらいでしたが、SF映画に分類されるべき『念力(염력)』(ヨン・サンホ監督)です!まさに『7年の夜』のあの父親が、超人的父性愛に加えて、そのまま宇宙の力まで得てしまった――かのような連続性の中で観ることができる作品でしたね。順番は逆ですが…。ヾ(≧∇≦)〃♪


監督は、韓国ゾンビ映画の傑作『釜山行』でヒットを飛ばした方ですが、今回も題名は「念力」なのですが、実際には念力どころではない、スンニョンお父さんが、ほとんどアメコミのスーパーヒーロー化してしまう迫力です。もともと顔に迫力のある悪役出身キャラクターであるリュ・スンニョンさんですが、宇宙から落ちてきた隕石から流れ出た謎の液体を飲んでしまうことで、その迫力が爆発して超人となるわけですよね。


映画の前半は、庶民的な労働者層の社会問題を扱った社会派映画として始まるのですが、いきなり、途中から“アベンジャーズ”的シーンの目白押しとなってしまいます。ちょっとついていくのがたいへんな感もあるのは確かです…。(^^;)


ただ、私自身は個人的に前半の流れを観ながら、実はかなり暗澹として、とても胸が痛くならざるを得ませんでした。その理由は、ちょうど同じ頃に公開されていたドキュメンタリー映画『共同正犯(공동정범)』を観た直後だったためですよね。


すなわち、この『念力』が描いている状況ですが、シム・ウンギョンさん演じる主人公の娘「ルミ」は、在来商店街の再開発による強制撤去処置に抵抗して篭城する「撤去民」の代表なわけです。まさに『共同正犯』というドキュメンタリーが、2009年に起こった「龍山4区域撤去現場火災」で、篭城していた撤去民と警察の6人が亡くなった事情を報じたものであり、この『念力』の展開もまた、その記憶に新しい事件を明確に意識して演出されたものでした。


そのドキュメンタリーを観ると、現代韓国社会で庶民が被っている八方ふさがり状況に、どうしても暗く落ち込まざるを得なくなるのですが、そのどうにもならない現実を、スーパーヒーローの超能力が助けることで、突き抜けてカタルシスに至るようにしたかったという、その監督の意図は実によく分かる気がします。(´ぅ_ ;`)


あと、最後にもう一つだけどうしても紹介したいのが、敵のボス役として、私の大好きな女優さんであるチョン・ユミさんが出ているのですが、少し前に『ザ・テーブル(더 테이블)』というとても優雅な女優の名競演作をご紹介したばかりだったのに、今回のユミさんはまさに美しくも狂気に満ちた悪役を演じています。その「ひどさ」がブラックジョークになるような「魔女」的人格であり、主人公の スーパー超能力などまったく意に介さない悪辣女性の恐ろしさに、まさにチョン・ユミさんの新しい演技世界を発見したような思いでしたね。ひどすぎる。でもけっこう楽しかったです。♪ヽ(´▽`)/



【あらすじ】 平凡な銀行の警備員ソッコン(リュ・スンニョン)。 ある日突然、彼の体に異常な変化が訪れる。頭で考えるだけで物を動かすことができる驚くべき能力が生じたのだ。


いっぽう、ミン社長(キム・ミンジェ)とホン常務(チョン・ユミ)によって、ソッコンの娘であり、若き店長ルミ(シム・ウンギョン)やその隣人が危機に直面することで、ソッコンとルミ、そして弁護士のジョンヒョン(パク・ジョンミン)が彼らと立ち向かうことになるが…。


昨日まで超平凡、一日で超能力!今、その念力が爆発する!























映画『念力(염력)』(ヨン・サンホ監督)予告編。

☆。.:*:・'☆'・:*:.。.:*:・'゜☆。.:*・'゜☆
韓国情報ランキングに、現在参加中です。
ブログランキング
↑上のバナーをクリックするだけで、一票が入ります!
更新を願って下さる方は、よろしくお願いいたします。

non sugarさんの読者になろう

ブログの更新情報が受け取れて、アクセスが簡単になります

Ameba人気のブログ

Amebaトピックス