プレイ時間 47時間ぐらい(余所見放置込み)

 購入動機 幼女と護衛という鉄板構成。セールがきてたので購入。2Dアクションなので「ソルトアンドサンクチュアリ」のような作品だと思って買った。遊んですぐに「ホロウナイト」だなって。
 
 終わった感想 面白かった。最初のワクワクドキドキも途中からの迷走っぷりも終わった後の取り残し回収も全てが1つの作品として楽しめた。現代版の2D作品を堪能させてくれた。2Dゲームってどうしても安く作った感があってシンプルだけど奥が深いみたいな言葉で騙してくるんだけど、こっちはちゃんと近代の2Dゲームを味わった。具体的には仁王ぐらいボタン全部使ってアクションする必要があってすこぶる大満足だった。
 
 フォントがでかくておっさんの目にも優しい神仕様。ロード時間もほぼなくて快適。BGMはびっくりするぐらい大人しくて荒廃した世界にマッチしてた。と、思いきや後半ではドキっとするぐらい緊張させてくるBGMが流れていてこれは苦手に思う人いるんじゃないだろうか。私はまじで遊んでる時間が深夜なので声が入ってくるところは本当にびびった。びっくりしたんじゃない。びびってた。嫌な汗出た。
 
 「エンド」 全てのトロフィーを獲得する。最後の最後にレベル上げという過去最大級にだるいだけの作業をやってたことだけがまじで苦痛だった。クリアレベルは94。ずっとホヤを倒して回ってるのまじでだるかった。レストポイントに即戻れる機能まじ神。
 
 「浄化」
 「執念」
 「穢れた玉座」
 「嘆き」
 「憤怒」
 「決意」 
 「散花」
 「別れ」
 「真実」
 メインストーリーを進めていくと取得できる系。基本的に倒したボスを使役できるようになるので、各ボスの特徴的な攻撃や武器が手に入るのは単純に楽しかったしわくわくした。物語が先に進んでいく(エリア開拓していく)とどんどん特殊能力が開放されていって行けるところが増えていくというゼルダ的なやーつ。各エリアに取り残しがあるかどうか、ルート開拓がされているかどうかが自動でマッピングされるのでこのあたりは大分親切というか優しい設定に思えた。まじ助かった。が、結局このエリアのここは今持ってる装備や特殊能力でなんとかなるかどうかを判断するのは自分自身であり、諦めたらそこで試合が終了してしまうのでずっと同じところをぐるぐるしているだけで一日終わったりもしていた。まあこのあたりを意地でも自分で解きたい派としては諦めて次のエリアに行くのもまた悪くなかった。できればそこのエリアで解決することができれる仕様が嬉しいけど、ファストトラベルやロード時間が短いこともあってまあ終わってみれば大分スッキリ。ちゃんとMAP全部開拓した状態で終われた。
 
 「浄化の灯火」
 「光」
 「解放者」
 「救世主」
 メインストーリー上に登場し、使役できるメインスキル系と別に、道中どっかで倒して使役するサブスキルに相当するのがこっち。びっくりするぐらい種類がいるんだけど、基本的に3ボタンしか設定できないのでこんなに沢山いるのはよくねーなーって感想。自分が選んだ最強の3体を選んで攻略するのが私の生きる道だったが、手前に投げるボム系として村の少年から村長に入れ替わったりとかやってる間にいろいろと付け替えしたのは確かに選択の余地があってよかった。ただ、スキル強化アイテムが有限だったのがあれだったわ。付け替え式にしてほしかった。
 
 「穢れの禁忌」
 「深淵」
 僕が考えた最強のお供は「首無し騎士」と「村長」だった。いや嘘。最初は「村の少年」だったけど、あまりに村長の方がでかくて強そうだったので乗り換えた。で、ずっとやってきたんだけど、ボス戦でごり押しするのが楽だったのでボスとホヤ用に「毒吐きワイバーン」と「鉄球ぶんぶん」が主力になりました。この4つ+エリア開拓用に魚人突進をMAXにしてフィニッシュ。強化素材を全部集めると5体強化してまだ余裕あった。が、実際他のスキルを使うことはなかった。メインスキルはドワーフじいさん。まじで強かった。
 
 「秘密」 一番の理解者であるはずの初期スキルをMAXまで強化する。こいつだけ強化素材が違うので早々と見切りをつけてしまった。水中? 首無し君が仕事するから問題ない。ただ、ボタン1つでスキルセットを切り替えることができるので、3+3で6ボタンを駆使するのは面白かった。
 
 「残されたもの」
 「遺品収集」
 「コレクター」
 ホロウナイトっぽいと感じた要素。序盤には序盤の、中盤には中盤の、終盤には終盤のその場で最適なものを装備できる組み合わせを考えるのが最高に楽しい。3つあるエンドでそれぞれ手に入る物がある、ということにMAP全部開拓してから気が付いた。まじで心の底からほっとした。
 
 「お守りの修復」
 「収束」
 「引き継ぐもの」
 MAPを開拓することで絶対回収できる優しい設定に感謝しかない。終わったあとに強化アイテムを拾いに行くのってすごいナンセンス。
 
 「フリーティアの想い」
 「巫女のはじまり」
 「秘密の開示」
 道中で拾って読むいつものやーつ。あまりの世界観に謎を追いかけたいプレイヤーは多々あれど、結局、破滅に向かう世界とそこに生きている人の希望や嘆きを読み解いてどんだけ心情に寄りそうことができるかどうか。つい最近だとFF14でもやったよ? とテーマに無粋なことは言わないスタイル。このあたりに関する私の基準って漫画版の風の谷のナウシカなので、「命とは!闇にまたたく光だ!」ってつまりそういうことなんだよね。まじでぐっとくるもんがあって大好きな言葉なんだわ(うろおぼえだけど)。
 
 「這い寄る穢れ」
 「穢れの白巫女」
 「果ての巫女」
 レベル(穢れ)のトロフィー。100でMAX。ちなみにレベルが上がるとどういうメリットがあるのかはわからなかった。100まで上げるのがまじでだるかった。個人的には50ぐらいで打ち止めでも全然良さそうだった。ただ、穢れをその身に受けて汚れていくというのを表現してくれるのは良い感じだった。あんなに白かった幼女は世界の理と運命を受け入れて最後はドス黒くなってしまうのだけどいきなりメンヘラで闇落ちしたわけじゃないことをプレイヤーは知ってるからこそがんばれがんばれ応援したくなるってもんなので、やっぱ幼女を主人公にするのはずるい。
 
 「旅の始まり」
 「思い出の地」
 「到達」
 ディスカバリー関連。まじでMAPを開拓中はどこから行くかショートカットがあるのかどうかホロウナイトはそのあたり地図屋さんがいると謎の鼻声が聞こえてきたり一歩進んでた感があったな。
 
 「秘匿された力」
 初強化で手に入るトロフィー。まさかこっから先がこんなに長いなんて。メインスキル系を強化する素材がとにかく手に入らなくて結局最後まで最大強化できないままボス倒したのが納得いかんかったところやな。探索不足なだけなんだけどな。堪え性がなかっただけでもあるんだけどな。
 
 「慈愛」
 「旅の終わり」
 「暁の祈り」
 それぞれでエンド分岐というかMAP探索や道中の拾って読む物からしっかりエンディングに行くべき方法を示唆してくれてるのまじで助かった。本当にMAP開拓にめっちゃ時間かけたけど、ボス戦やらエンド分岐やらでストレス溜めなかったのはいいバランスだと思いました。
 
 「突き抜ける巫女」
 「落下する巫女」
 特殊スキルを一定回数やってくださいみたいなクソだるいやつがなくてよかった。
 
 「新生」
 Cエンドへの道
 
 
 
 トロフィー踏破率がめっちゃ高くてびびる。全てのトロフィー獲得したが「34.5%」もある。3人に1人は全部トロフィーコンプリートするまで遊んでるってこと。これってすごいことじゃない? とりあえずクリアしたあとにトロフィー埋めだりーって思ったけど実際確かに全体MAPで未開拓や収集できてないエリアは見てわかるしMAPの開拓がそのまま収集にも繋がって全部やることやりきった感で終われたのがまじで良いゲームだった。結論的に言えば本当に良いゲームだった。「チャイルドオブライト」みたいなやることやってスッキリとして1つの作品を遊んだなって満足で〆ることができる作品だった。満足!