3人目を妊娠した時も考えた


新出生前診断(NIPT)


結局受けずに出産しましたが


今回ばかりは受けることにしました



『命の選別』



そう言われても仕方がありません

この記事を読んで不快な気持ちを持たれる方もいらっしゃるかもしれません


ですが今年で41歳になる私と47歳になるパパです


NIPTで分かる染色体異常はたった3つだけで

産まれてみてから分かる病気の方が多いことも承知の上



実は私には50歳近いダウン症のいとこがいます

いとこの家庭は比較的裕福です


両親は自分達が亡くなってからも

いとこが生活できるようにと

定期的にお金が入るようアパート経営も視野に入れているそうです



では私たち場合はどうだろう



既に3人のこどもたちがいて

これからもっとお金が必要になってくる

その上自分たちの老後のことも考えなくてはいけない

そんななか

自分たちが亡くなった後

私たちもいとこの両親のように同じよう資金の援助ができるか


私たちの経済力では到底難しい


という決断を私はしました



NIPTは

疑陽性や偽陰性が僅かながらにある非確定検査ではありますが

精度は99.9%

費用はかかるけれど

血液検査だけで結果が分かるので

確定検査である『絨毛検査』や『羊水検査』と違い

母体に負担がほとんどかかりません


だからといって

安易な気持ちで受けるべき検査ではありません

もし受けて安心したいという気持ちだけであったら

私は受けることは考えていませんでした



もし、陽性だったら


その時どう決断するかを

しっかり私のなかで決めてから受けることを決意したのです