息子に問題があると思っていたけれど、実際は私に問題があった『決定的』だったこと。
それは
役所の『幼児相談※』で児童心理司からの言葉
※幼児相談では児童心理士さんが児童の発達具合を調べてくれます。
3月末生まれの長男です。
「同じクラスのお友達と比べてできないことが多いのは当たり前。
しかも素直で真面目な性格だから自分が納得できないことはできない。時間がかかるだけだから、ママはちゃんと待ってあげて。」
そう言われました。
IQも同時に調べて頂きましたが全然問題がなく
心理司さんとちゃんと受け答えもできて、彼は彼なりに頑張ってるよ、と。
気持ちの切り替えが苦手なのも個性の範囲内。
発達に問題は無しとの判断でした。
それを聞いた瞬間
私は言葉をつまらせ
涙が止まりませんでした
人目もはばからず、しかも息子の前で
何となく気がついていました。
でも核心に迫ることが私ではできなかった。
第三者から指摘されることでやっと気がつくことができたんです。
息子の発達に何ら問題がないということは、
自分の息子への接し方が間違っていること。
きつく当たり過ぎてしまうことの重大さが重くのしかかったきたのです。
そう思うと涙が止まりませんでした。
ああ、私はなんて母親なんだ。
それからというもの
息子への態度を改めようと一念発起。
忙しくてイライラする時もあるけれどできるだけ
マイナスな言葉を使わない
話を聞いてあげる
待ってあげる
性格を否定するようなことは絶対言わない
を守るようにしました。
今でも自主性や自己肯定感はあまり高くはないですが、出来ることが増えて自信を少しずつつけていってくれています。
『褒めること』
が彼の自信へと繋がっていくので、そこはちゃんと認めてあげることが大事なことのようでした。
気づくのにかなり遅かったけれど
過ぎた時間は元に戻せない
今からでもまだ間に合う!と言い聞かせて
息子との時間を大切にすることを心がけています。
