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忘れないうちに
#旅の思い出を語りたい
電波が弱くブログアップ
出来ていなかった
東北:青森(白神山地編)

ぽつりぽつり、ぼちぼちと
アップして行こうと思いますので
どうぞお付き合いくださいませ☆

 


青森県南西部と
秋田県北西部とにまたがる
広大な白神山地
人為の影響をほとんど受けていない
世界最大級の原生的なブナ林が分布し
貴重な生態系が保たれており
1993年(平成5年)
世界遺産(自然遺産)に登録されました



世界遺産地域は
入山届出が必要な核心地域と
届出の必要のない
緩衝地域(バッファゾーン)に
区分されている
核心地域においては
次世代に貴重な自然環境を
引き継いでいくため
人手を加えないよう
ルートなどの整備は
行ってないそうだ
一方、緩衝地域は、
一般の人が訪れられるように
木道などの整備がされています
 
この日は生憎の小雨模様
釣りを諦めた夫と一緒・・・
その前に横を流れる
暗門川が気になる夫・・・
雪解け水で水量も多く濁りもあります

 
残雪も見られます

 

見上げると、イタヤカエデの花

 

写真を撮り忘れてますが💦

ココに三角屋根の建物のトイレがあります

その先は無いので

ココで行っておきましょう

 

 

 

暗門の滝は通行止めで行けません💦


5月23日の12:00に開通した
世界自然遺産登録地域内に
設置された遊歩道
白神山地の自然環境・ブナ林を
手軽に体感できる散策コースへ

小回り 約1km(約15~約20分)
大回り 約2.2km(約60~90分)があり

今回は、大回り+小回り 約3.2kmへ

 

 

入口へやって来ました
ブナ林散策道へ向かいます
ここから世界遺産登録地域(緩衝地域)

水飲み場、冷たい水でした

 

あちこちにこの看板、熊鈴リンリン♪

 

こんな木道を滑らないように・・・

 

暗門川の方をのぞく

 

散策道を歩き始めて
最初の20分ほどはずっと登り
普段それほど身体を動かさない人は
息が切れるかもしれません

 

ところどころに

こんな看板があり安心ですね

小回りの道を行かず

そのまますすんで大回りコースへ

 

ふと立ち止まって見上げると
360度どこを見渡しても
人工物がない森
ブナ原生林を始め
ミズナラやサワグルミなど
一歩進むごとにさまざまな樹木や
植物が目に入ってきます

 

世界遺産白神山地といえばブナだ

 

おぉ~👀ブナの大木


雨の音はするのに
一向に雨粒が落ちてこないの

ブナの森は傘いらず
そのように言われるほど
ブナは私たちを
雨から守ってくれます


ほとんどの雨粒を
ブナの葉が受けてくれて
そして自分自身の活動のために
根まで雨水を運ぶ
その巧みさがブナは突出しています
ブナの幹を上手に流れ落ちる
雨水を見つける
それこそが雨の
白神山地を歩く醍醐味だろう・・・

より多くの雨水を集めようと
枝を広く伸ばし
葉を皿のように
くぼませた形状にしている
ときおり
その皿からこぼれた雨水がどっと
地上へ落ちてくることもある
それは地上の植物たちへの恵みだ


ブナの幹を伝う雨水の流れも
雨の日ならではの光景だ・・・


雨の降り始めには
涙がこぼれたようなひとすじ
雨量が増すとそれこそ
コップから水が溢れたかのように
どくどくと幹を雨水が流れ落ちる
樹幹流という雨水の流れ
ブナは水を集めるのが上手な樹木だろう
枝葉が受け止めた雨水を
効率よく根まで運ぶために
幹に水の通り道をつくっている
この水がブナの命となり森の礎となり
白神山地の森を守り続ける
ブナと水の関係を目の当たりにする
雨の日ならではの
ブナの樹の呼吸が伝わるようだ・・・

雨水が葉から枝へ
そして幹をつたって流れ落ち
やがて大地に染み込んでいく様子は
まるで小さな川のよう
そんな豊かな自然の営みを感じる

 

せっかく遠くまで来たのに
晴れるに越したことはありませんが
しかし、雨の日にしか見られない
貴重な瞬間や
雨の日だからこそ感じられる
森の息づかいなど
雨には雨の楽しみ方があった
もちろん
晴れた日の緑まぶしい
ブナ林も素敵な景観を見たいが
雨の日のブナ林も
美しい姿を見せてくれた・・・


ガスのかかった
ブナ林はどこか神秘的で
まるで別の世界に入り込んだようだ

五感が自然にフル活動しはじめ
雨が木々を打つ音が聴こえる
芳醇な土の匂いが漂い
雨水を得てキラキラ光る葉に
まぶしさを覚え

森羅万象のいのちの満ちる森
たおやかに熟成してきた
白神の時間というものか?

それなりに標高の高い場所なので
豪雨や強風、雷などの悪条件の場合は
勇気をもって引き返すことが大切だ
安全第一に、そろりそろり

 

夫が「朝顔みたいなのがある」

へっ?足元を見ると・・・

確かに朝顔の双葉のようだ??

おっ、こっち見て!

ブナの実生だよ~ 

ブナの実から出てるよ

種子から発芽して
まだ子葉をつけた状態のことを
実生(みしょう)という

 

こっちは、ブナの葉っぱになってる~

 

ブナは7、8年周期で
大豊作になるそうですが・・・
その翌年はクマはもちろんのこと
ネズミなどの小動物も
生息数がぐんと増えるという
実をたくさん食べることで
繁殖力も上がるのでしょうね・・・

 

団体ツアーのガイドさんの解説が

聞こえてきた・・・


これらの実生のほとんどは
成長することなく枯れてしまうそうです
大きなブナの木が
倒壊したりして地面に日が射すように
ならないと育たないというのが
その理由だそうです
空間ができたところ(ギャップ)で
太陽光が地上まで届くため
ブナの芽生えは成長できる・・・


生存競争は植物の世界も厳しいのね💦


木の幹や看板に
クマの爪痕が残っていたり
この森に生きる動植物の営みが
森のあちこちから感じられました
ブナによって植生が守られているのも
白神山地の特長
人為の影響をほとんど受けていない
原生的なブナ林が世界最大級の規模で分布


この地にブナ林ができたのはおよそ
8000年前とされていて
日本でいう縄文時代にあたるそうです

長い間変わらずにずっと

ここでいのちの循環を繰り返し
白神山地があり続けている

・・・そう思うと
改めて白神山地の歴史の深さや

スケールに圧倒したのであります・・・
 

白神山地 世界遺産の径

ブナ林の散策道

 

今日は、ブナばかりに注目しましたが

たくさんの植物、お花に出逢いました

それはまた今度・・・

つらつらとつづく・・・
 

照れ お願い ニコニコ ウインク キョロキョロ

 

朝は晴れていましたが

ちょっと雲が広がってきました

もう、梅雨明けでしょうかねぇ?

 

さて、amebaさんのお知らせでは

今日、6月27日は、#ちらし寿司の日 

だそうな・・・

 

お題は、「ちらし寿司の好きな具材は?」

 

以前、岡山に住んでいて

よく食べていた「祭寿司」

中でも、岡山駅の駅弁

桃太郎の祭り寿司だったっけ?↓

(※画像はHPからお借りしました)

桃太郎さんのパッケージに桃の入れ物

ままかりの酢漬けが入っていた😊

 

40数年前、転勤で来た岡山で

ままかりという魚を知りました

...( = =) トオイメ目

 

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