舟木一夫シアターコンサートin南座 | ゆふぎりのブログ

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65周年に向かって舟木一夫さんと共に旅を続けます。

  軽いピアノの音で幕が上がりました。ブルーの照明に舟木さんのシルエットが浮かんで、「湖畔の宿」から第一部が始まりました。

  珍しく棒ネクタイの舟木さん。そのネクタイは模様のあるグレー、他はすべて黒。ブルースの雰囲気をすでに身に纏っています。

  曲目はいつもながら自信がないので、帰って 皆さんのブログを参考にさせていただきます。先の新橋演舞場の構成に近いようですね。時々ブルーストーンの歌を歌いたくなると言われていました。

  ジャズっぽくしたり、歌い込んだり、ブルースの雰囲気を出しながら緩急をつけているようでした。歌い込んだ「黒い花びら」コーラスと掛け合いの「赤いグラス」

  ブルースについての説明も熱心にされていました。沈む心、愁い、つまりハッピーと対極にあると。悲歌のエレジーというのもあるが、それ以上掘る下げると大変だからと切り上げたり。舟木解説はかなり本格的。

   ブギやジャズの服部良一さん、演歌の古賀政男さん、マヒナスターズ、フランク永井さん、松尾和子さんの曲を作った吉田正さんなど、ブルースの系譜や港町ブルースで森新一さんのモノマネのオマケも。

  初日は、舟木さんの目の前の席に舞妓さんが2人。「おいでやす」と嬉しそうでした。舞妓さん、知っている歌あったでしょうか。

 

  第二部は「花咲く乙女たち」から。サーモンピンクを渋くしたようなタキシード。「一部でぐっすり眠れたでしょうか。」

東京は恋する

北国の街

雨の中に消えて

青春の鐘

北国の街の照明のブルーが綺麗でした。青春の鐘では最後の繰り返しを忘れて、口笛を吹いてごまかしましたと自己申告されていました。「こんな歳になって青春に愁いありなんてマズイナ、高校三年生が80になる。こんなに青春の歌を歌っている人は珍しい」

ああ荒城の月哀しから荒城の月に続くところはいいですね、舟木さんならではの抒情性。

夕笛はピアノで、絶唱はドラマチックにはじまる。

  京都へ来ると歌う歌と言われて、グレーと紺のチェックのタキシードに。

逢う瀬

京の恋唄

「京都入りして京都は外国だったのかと思った、金髪の人がたくさんいた。」確かに、そう思うくらい西洋系の方が多くいました。

   可愛らしかった頃の歌を

高校三年生

仲間たち

ああ青春の胸の血は

学園広場

 

スタンディング

銭形平次·

もう1曲

 

たそがれの人

哀愁の夜

高原のお嬢さん

湖愁

 

アンコールは「君へ心こめて」

 

忘れていたご挨拶「本日はようこそお出でいただきました」

26日も27日も舟木さん大変嬉しそうでした。

学生時代にラーメン代50円持って友達2人とラーメン屋さんヘ行ったら60円だった。2人とも50円しか持っていなくて、友達を残して名古屋駅まで走ってほかの友達にお金を借りて支払った話を漫談家のように面白可笑しく話してくれました。

  東京へ出て来てからもよく歩いたと言う話しも。住んでいた四ッ谷から新宿や新橋まで歩いたそうです。 歳の話では、5月に来年のカレンダーの写真を撮り終えたけれども来年の11月をめくると80、どうにでもなりやがれ」

  面白いお話がたくさんあったのにあまり思い出せません。

 

  「舟木一夫シアターコンサート」も早や後一日になりました。

 

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