プーチンの、政治的排除までの間にやること | 新垣 清のオフィシャルブログ

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新垣清が自らの経験と考えに基づいて「思想・文化」、そして「政治・世界情勢」を語ります!

 ウクライナ戦争において、国都のキエフにロシア軍の侵入が間近にせまっています。

 

 短期間の物理的な戦力においては、ポーランド空軍のミグ29の20機余を、ウクライナ空軍のパイロットに操縦させて・・・。

 ロシアの制空権制覇を阻止し、突入してくるであろう戦車を撃破させる。

 市街地に向けて砲列を並べて集中火砲を浴びせるであろう、砲兵軍を攻撃する・・・。

 などなどの、国都と現政権を保持することぐらいしか、ウクライナ軍は出来ないでしょう。さらに、それもアメリカの拒否にあってしまい、不可能になってしまいました。

 前の動画で、都市における市街戦、籠城戦の悲惨さを語りました。

 

 長期的には、いまアメリカとEUが主となって行っている金融制裁が、ジワジワと

プーチン政権とロシア国内を、

真綿で首を絞めるような状態に

追い込んでいくでしょう!?

 

 このウクライナ侵略はわたくしが、ずーっと前から陳べているように、

プーチンの大失敗であり,

失脚の前兆でしょう。

 

 しかし、いま重要なことは、物理的な短期的な変化です。

 

 すなわちキエフへの

直截的な総攻撃を

いかに回避

 

して、

ロシア軍による大量虐殺、

大量破壊を防ぐか!?

なのです。

 

 それはウクライナの北部にあって、キエフ攻略の主力軍が侵入してきた

ベラルーシの政権

を、

反ロシア

 

 または少なくとも

ロシアから離反させて

中立を保させる

ことです。

 

 ベラルーシは、日本の国土の半分に、一千万足らずの人口しかありません。

 さらにはこの20年の間、一人の独裁者の手によって支配されており、2020年にも、大規模な反政府活動が活発化した国です。

 軍隊は予備役を含めて15万、実質的に即時に稼働できるのは3,4万ほどでしょう。

 

 そのベラルーシの、ロシアからの離反・中立と共に、

共産・中国の介入による

停戦交渉。

 そして停戦後に即時、共産・中国をリーダーとする国連平和維持軍の派遣・・・。

 それがいま、最も現実味のある、停戦への道です。

 

 動画でも陳べましたが・・・。

 住民のいる都市における、市街戦の悲惨さとは、血で血で洗う有様を示すことなのです。

 退路を断たれた住民は、逃げることが不可能になります。

 

 徐々に、食料が・・・。

暖を取る燃料が・・・。

飲料水が・・・。

電気が・・・。

医薬品が…。

不足していくはずです。

 

 赤ん坊が、

子供たちが、

母親が、

年寄が、

鉄の暴風の中で

殺されるのです。

 

それだけは、絶対に阻止しなければなりません。

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