ビートルズ最後のオリジナルアルバムです (ToT) | RIDE ON TOGETHER!

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2017/4/1 タイトル変えてみました。
これからもスポーツネタ(自転車・登山etc)をメインに、
音楽・グルメ・読書ネタ等も交えて書いていこうと思います。
地元ネタも充実させていきたいですね。
みなさん、今後ともよろしくお願いします!
(2022.5.2 デザイン変更)

今日も寒かったですね。私はほとんど家から出ずに過ごしましたてへぺろ
運動不足なのは分かってますが、どうしても自転車に乗る気にはならないですね。
明日からは、せめてウォーキングくらいはしようと思います。
来春に体重がどのくらい増えてるか?今から気をつけないといけませんからねガーン


↑ビートルズのラストアルバムです!

さて本日は、ビートルズの最後のオリジナルアルバム、
「LET IT BE」を紹介しましょう。
このアルバムのレコーディングから発表までの経緯は非常に複雑で、
当事者ではない私が詳しく説明することはできませんが、
Wikipedia を参考に、ちょっとだけ書いてみたいと思います。

この「LET IT BE」のレコーディングが始まったのが1969年1月でして、
「Abbey Road」よりも先だったんですね。
レコーディングは映画の撮影スタジオで行われ、
常に撮影されているという、大きなプレッシャーの中で進んでいきました。
そんな中、メンバーの間には確執が生まれ、レコーディングが行き詰まってしまいます。
メンバーがレコーディングをボイコットしたりと、異常な状態で進んで行きます。

そんな中、ジョージが連れてきたキーボードプレーヤー「ビリー・プレストン」が、
メンバー間の緊張を和らげる役割を果たしてくれるんですね。
彼はかの有名な「ルーフトップコンサート」でも演奏し、
「LET IT BE」のアルバムセッションには欠かせない、
優秀なミュージシャンであることを証明します。

結局レコーディングされた音源は、その後棚上げされ、
日の目を見るまで1年以上の時間を要することになります。
1970年に入り、ジョンとジョージがフィル・スペクターに編集を依頼するのですが、
ポールは出来上がったアルバムに満足してませんでした。
特に「The Long and Winding Road」のアレンジが気に入らなかったようです。
(後で加えられたオーケストラのアレンジが不満だったらしい)
ただ契約の都合上、アルバムを1枚発売しなければいけなかったため、
渋々了解したみたいなんですね。

普段聞いてる「The Long and Winding Road」はオーケストラが入ってるので、
「こういう曲なんだ・・・」と思って聴いてますが、
ポールはきっと、こんなアレンジにしたかったとのだろうと思わせてくれるのが、
この「Let It Be NAKED」です。

↑オリジナルの「Let It Be」とは、アレンジや曲順が違ってます。

こちらはオリジナル盤の「Let It Be」と比べると、
音がクリアーになってることもあり、非常に聴きやすいですね。
またオリジナル盤には収録されていない
「Don't Let Me Down」が収録されていたりと、
意外と聴き応えがあります。
この「Let It Be NAKED」が発売されたのは2003年、
奇しくもオリジナルの「Let it Be」のアレンジに携わった、
ジョンとジョージが亡くなった後なのです。不思議な巡り合わせを感じますね。

さてやはりお薦めの曲の動画を貼り付けてみましょう。
まずはやはり「Get Back」からですね音符

 

↑ルーフトップコンサートの一場面です!

アルバムやシングルのバージョンとは違いますが、
ギタリストとしてのジョン・レノンを感じることができると思います。
この「Get Back」は多くのバージョンが存在していますが、
個人的にはやはりアルバム「Let it Be」に収録されているバージョンが、
一番聴きやすいですね。

 

↑これはアルバムバージョンです。

これは動画ではありませんが、
アルバムに収録されているバージョンも貼り付けておきます。
よかったら聴いてみて下さい。

 

次は「Don't Let Me Down」です。

 

↑こちらはヴォーカリストとしてのジョンを感じることができます。

私はこの曲が好きなのですが、ルーフトップコンサートで演奏されたのに、
なぜかオリジナル盤には収録されてなかったりします。
(NAKEDには収録されています)
ポールに無断でアレンジを依頼したジョンとジョージが、
彼に悪いと思って、ジョンの曲を1曲削ったのかな?と邪推しています爆  笑

 

続いて「I've Got a Feeling」です。

 

↑シャウトするポールのヴォーカルが魅力的な曲です!


リードヴォーカルはポールですが、中間部分ではジョンがメインパートを歌う、
ちょっと珍しい曲です。
以前に「A Day in the Life」では、ジョンのメインヴォーカルに、
ポールが中間部分で入ってくるところもありますが・・・。
なんと言っても、サビのポールのシャウトがいいですね。
またツインリードのようなギターの響きもいいです。
やはりポールの曲作りのセンスは超一流ですね。

そしてタイトル曲の「Let It Be」です。

 

↑切ないバラードです!

「Let It Be」を直訳すると、「なるようになれ!」という感じの意味のようです。
グループが瓦解しつつあった時期の、
ポールの心情を表しているのではないかと言われてますね。
そんな投げやりなタイトルとは裏腹に、曲は素晴らしいと思います。
未だに耳にすることが多いですね。

最後に問題(?)の一曲を・・・

 

↑オーケストラのバージョンです!

こちらも動画ではありませんが、オーケストラが挿入された、
オリジナルアルバムに収録されているバージョンです。
私はこのバージョンを聞き慣れているので、特に違和感は感じませんが、
当時ポールは、きっとこのバージョンは嫌だったのでしょうね。
「NAKED」にも、ソロアルバムでも違ったバージョンが収録されています。
いずれにしろ名曲であることに代わりはありませんけどねウインク

私が特に好きなアルバムは、キャリア後半の作品なんです。
前回紹介した「Abbey Road」と、ちょっと前に紹介した「The Beatles」、
それとこの「Let It Be」ですね。
これはビートルズの全てのアルバムについて言えることですが、
50~60年前に発表されているにもかかわらず、今聴いても新鮮な感じがします。
また、何度聴いても飽きないところがいいですね。
これからもずっと聴き続けると思います。
できればギターもやってみたい気がします。何方か教えていただけないでしょうか照れ

ではでは・・・(^o^)/~

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