【初聴き感想】「Cling Cling」 | Perfumeとグルメの日記

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昨日の、「Perfume Locks」で7月16日にリリースとなる、Perfumeの今年最初にして最後のシングルの「Cling Cling」(以下、『くりんくりん』に略)のフル音源初披露がありましたが、皆さんお聞きになりましたでしょうか?
先頃、ショートバージョンながら先行して音源とMVが解禁になった、「DISPLAY」の格好良さに、己の魂が持って行かれたまま、この「くりんくりん」を聞いたパフュオタの皆さんにとっては、そのあまりもの落差に、しばし首をひねったまま動けないくらい、この作品が問題作だと聞こえて、まるで、格上のチーム相手に必死に守備を固めて引き分け狙いに徹するも、アディショナルタイムにまさかの失点を喫し、立ち直れないくらいの喪失感を感じた代表チームの選手のような気持ちになったのではないでしょうか(笑)。



イントロ冒頭の重低音のカッコよさに胸を踊らせてからの、「くりんくりん♪」で始まる、なんとも言えない、こっ恥ずかしい童謡っぽいメロディラインと無意味な歌詞の繰り返しを聞いた上には、別に、感想は人それぞれで構わないと思いますし、今回の「Cling Cling」については全く琴線に触れなかったという方がいても別に構わないと思いますよ。



で、ボクの感想はどうかと言うと・・・



「いいじゃねえか!!(原監督ばりに)」(ネタ元はこちらのリンクから



メロディ的には、きゃりーぱみゅぱみゅのまんま被るという批判が上がるのは当然理解出来ますが、冷静に聞けば、今回の「くりんくりん」の曲の構造は、きゃりーの曲よりもさらにシンプルな、【サビ】→【Aメロ】を2つ繰り返すだけで、同一なものとはとても思えませんし、ダンスミュージックとしても十分に成立しているのですよ(個人的見解)。



さらに、近年のJ-POPにおいての、「リスナーに夢や希望やメッセージを明確に送る」ような歌詞がもてはやされるような風潮に辟易している層には、ぜひ支持していただきたいと思われます。
ちなみに、某巨大掲示板に、この「くりんくりん」の歌詞を耳コピして載せてくれていましたので、それを転載いたしますと、



Cling Cling お手々繋いでる 君とあたしのるんるんるん
Cling Cling 小っちゃいこの子でも 愛の深度変わらない
Cling Cling 夢で踊りましょ 摘む裾にもつんつんつん
Cling Cling 全て癒やされて I KNOW 君と居たいから

大っきい箱の中 背の高い生物がたくさん
掻き分ける全身を使って 君を掴む
見上げて何かを言う いつかは横に並ぶでしょう
生意気なハーモニーまで もうすぐ

I will cling to your chest

Cling Cling お手々繋いでる 君とあたしのるんるんるん
Cling Cling 小っちゃいこの子でも 愛の深度変わらない
Cling Cling 夢で踊りましょう 摘む裾にもつんつんつん
Cling Cling 全て癒やされて I KNOW と居たいから

この空を越える着物 光射した向こうに
月のように 優しく私を包むの

Cling Cling お手々繋いでる 君とあたしのるんるんるん
Cling Cling 小っちゃいこの子でも 愛の深度変わらない
Cling Cling 夢で踊りましょう 摘む裾にもつんつんつん
Cling Cling 全て癒やされて I KNOW 君と居たいから

居たいから 居たいから

居たいから



はい、ご覧のように、歌詞の意味は全く意味不明。
恐らく、言葉の語感の心地よさでチョイスしたものと思われます。
ゆるーく、脳内をリラックスして、Perfumeの歌声を心地よく受け入れれば、実に楽しめる作品だというのが、ボクの「くりんくりん」の第一感想でした。
恐らく、この作品においては賛否両論あるでしょうが、「Perfumeの新曲はライブでの振り付けで完成する」を受け入れれば、まだまだこの時点では評価に値しないのではないでしょうか。



ま、ボクは好きですよ。
単純な繰り返しが好物ですから。