PerfumeがＭＣを務める、ＮＨＫさんの「MUSIC JAPAN」。
４月から相方にユースケ・サンタマリアを迎え、ＭＣ陣もパワーアップしたのに加え、番組の中身もこれまでの特定の勢力ばかりのトークゲストから一変し、冷遇されていた側の方々もメインゲストにブッキングされて随分風通しが良い番組になりました。
しかも、メインゲストの方は２曲、それもフルコーラスでオンエアされたり、若手のロックバンドや洋楽アーティストもフューチャーされるなど、これぞ公共放送のＮＨＫ（ちなみにＮＨＫは国営放送ではありませんので念のため）らしい音楽番組になったなあと喜んでおりました。
しかし、そんな「MUSIC JAPAN」に不穏な動きが。
４月からの良いリニューアルを引っ張って来たであろう番組プロデューサーがこの度異動となって、「ＭＪ」から退くのですよ。
その番組プロデューサーのシゲＰさんの番組ブログより、本人のコメントの抜き出しから。
さて、最後ではありますが、私は今回をもってＭＪを離れて「ＮＨＫ歌謡コンサート」の制作統括を務めることになりました。”かつてのＪ－ＰＯＰ”を扱うことになるのですが、「良い歌に古いも新しいも、国も国境もない」という意気込みで良質の音楽番組を作っていく所存です。
毎回の長文・駄文失礼しました。これからも「MUSIC JAPAN」ならびに「NHK歌謡コンサート」も少しだけよろしくお願いします。
この文章に少し懸念材料があるのが、このシゲＰがいつから「ＭＪ」のプロデューサーを務めていたのかは分かりませんが、番組が今の形にリニューアルされて僅か３ヶ月で他の番組に異動、しかもＰＯＰＳから演歌という畑違いな場所に飛ばされるというのは、考えすぎかもしれませんが少し不穏な空気も窺えなくもありません。
ひょっとして、７月以降にこの「ＭＪ」がまた元のスタイルに戻ったとしたなら、やはりそういう事だったのかと思うしかないでしょう。
（ちなみに公共放送のＮＨＫとはいえ、接待攻勢は凄いようですよぉ）