ミュージック・ジャケット大賞実行委員会が、音楽パッケージの魅力をより多くのユーザーに訴求すると共に、CDなどの音楽ジャケット文化の継承・発展を目的に、ジャケットのアートワークの制作に関わるアーティスト、ジャケットデザイナーおよび制作者を顕彰する為に昨年から制定した「ミュージック・ジャケット大賞」。
(公式の結果発表はこちらからご覧ください)
この賞は、ノミネートされた50作品に対し、一般ユーザーの投票によって決まられるというもの。
この結果、大賞はきゃりーぱみゅぱみゅの『もしもし原宿』。
Perfumeは、『スパイス』のジャケットで準大賞を獲得いたしました。
ヤスタカファミリーの(笑)、姉妹受賞と相成りました。
まあ、一般投票といっても、ノミネートされた大賞候補の各作品を見るに、渋谷の街頭にあるビジョンに終日流れているような大資本系レーベルのアーティストはほとんどありませんから、組織的ファン層を持つキャリーやPerfumeにとって対戦相手に恵まれた競争になった事は否めませんが、おめでたい事です。
でも、ちょっと見て欲しいんですが、準大賞を共にいただいた、MAN WITH THE MISIONのジャケ写とPerfumeのそれって、人数や性別やカラフル・白黒の違いはあれ、写真のアングルが同じに見えません?
気のせいには見えないんだけどなぁ(笑)。
そして、ここでノミネートされた50作品から、もしボクが選定委員だったら個人的に優秀作品に投票するであろうジャケットをご紹介しましょう。
上記のリンクから見ていただいて、アナタも一緒に評価いたしましょうぞ。
まずはこの辺りから。
LAMAの「NEW!」
ひたすらオシャレな構図。
あと、色の使い方が好みなんですよね。
続いて、MONKEY MAJIKの、「Somewhere Out There」
これ、なにげに、写っている女性の上下の構図のバランスが素晴らしい。
これより上でも下でもバランスが悪いと思いました。
そして最後が、the pillowsの、「Comic Sonic」
子供の本から飛び出している絵が、アメリカのアニメの絵のようで、躍動感があって色彩がオシャレ。
そして番外編。
秦基博の、「エンドロールEP」のジャケットなんですが、これPerfumeの「ワンルームディスコ」の通常盤ジャケットに似ていません?(笑)。
箱の中に本人が閉じ込められている構図。
だからといってどうだというわけではありませんが・・・。
最後に、こちらをご紹介。
マドンナのジャケットなんですが、これ・・・。
ダサいでしょ!!
センスが古いような気がして。
そう思いません?
少なくともボクが選考委員ならこれは選ばないなぁ。
まあ、感性は人それぞれですが。