泣いてるんだもの
昨日、ペレが生涯通算1000ゴールを達成した、40周年の記念日だったんですね。
テレビでも新聞でも、しきりと、その特集をやってました。
それを見たヴェントゥーラ「俺、そこにいた。」
マラカナンのゴール裏の右脇の方で、その試合を撮影してたそうなんです。
「当時はサッカーの撮影のルールも、何もなかったから、ゴール裏で、フォトカメラマンはシュートの瞬間、フラッシュ焚きまくりだし、俺らテレビも、ライト、ガンガン当てまくりでさぁ。みんな、ゴール裏というより、もうピッチの中に入っちゃってた。」
ああ、いい瞬間に立ち会ったね…
という、それもそうなんだけど、40年前にはもうこの人、普通にカメラマンしてたんだなぁと(笑)
久々に相方との年齢差を感じました。
ちなみに、私も2007年4月の、ロマーリオの生涯通算1000ゴールの時は、スタジアムにいたんですよね。
サンジャヌアーリオというヴァスコのホームスタジアムで、その時はピッチじゃなくて、メインスタンドの関係者席で。
試合前に話してた流れで、そのままロマーリオのご家族一同と一緒に見てました。
ロマーリオのお父さん、お母さん、奥さん、子供達。
ゴール後、家族はピッチに降りて行って、ロマーリオと祝いました。
そして、再びメインスタンドに帰ってきた時のこと。
奥さんが、「早く家に帰って、ロマーリオに”私はあなたを誇りに思う”って言ってあげたい」と言うのに、感動。
お父さんが、「さっきはピッチで、1000ゴールに私を立ち会わせてくれて、ありがとうって言ってきたよ」というのに、感動。
そして、お母さん。
ピッチでロマーリオに何を言ってあげた?と聞くと
「あまり話せなかったのよ。だってあの子、泣いてるんだもの。だから言ったの。”泣かないで。あなたはまだこれから、たくさんゴールを決めるんだから。これで終わりじゃないでしょ”って。」
お母さん、すーごく明るい人で、ピッチでは満面の笑顔で踊ってたんですが、その話をしてる時は、ウルウル。
私も、聞いてて、ウルウル。
いい思い出です。
…って、これ、私も40年後にテレビ見ながら、「私はこの時、そこにいたんよぉ」って、誰かに言ってるんですかねぇ?
今日の写真は、まったく関係なく、私の散歩道。
いや、すごい不健康な暮らしなんですよ。
仕事に出れば、不眠不休。
家にいれば、1日中パソコンとビデオカメラと収録テープとともに、机に向かいっぱ。
せめて、時間がある時は、健康的に、歩こうと。
と言っても、まだ、2回しか歩いてないんですけど(笑)。
しかも、ジョギングじゃなく、歩くだけなんですけど(笑)
ウチから歩いて15分ぐらいで、海岸通りなんですが、そのウチと海岸通りの間に、細い運河が通ってるんですね。
その運河沿いが、海岸通りと並ぶ、散歩のメッカで。
ジョギングの人や、犬連れた人や、ベビーカー押してる人や、いろいろ歩いています。
サッカー関係者も、結構歩いてます。
細いながらも運河で、向こう岸との渡し舟が行きかいます。
見えるかな?
アップで
こういう、立派なのもあれば、
こういうシンプル系も、ゆら~り、行きかってます。
ちなみに、運が良ければ、カピバラの親子が出てくるそうです。
ヴェントゥーラも、カピバラの夫婦とその子供、3匹並んでるのを見たそうです。
私が見たのは、まだ
水鳥と
カニさん。
カピバラに会える日のために、これからもデジカメをポッケに忍ばせて、歩こうと思いますー。