簡単に言うと

男性から都合よく扱われている女性が、何も不満を感じていなかったって映画。

 

主な登場人物

都合の良い女(岸井ゆきの)

何も良いところがない男(成田凌)

サバサバした大人の女(江口のりこ)

 
観ていて飽きない
大事件が起こるわけでもないし、ケンカもないし、泣き喚いたりしないし……
それでも飽きずに、画面に集中してしまう映画……
男の子から、人をバカにしたような雑な扱いを受けても、女の子が反発しないんだもん!
それも我慢してるんじゃなくて、喜んでるように見える……
大きな矛盾を含んだ、穏やかな日常が描かれると、つい観ちゃうね?
ぶつかり合えばいいってもんじゃないんだなあ、映画は!
 
やらせて
やらせてって、恋愛映画のセリフか!
二人の歪な関係を、ひらがな4文字で表現している……
女性の側が片想いをしていると、こうなりますわな……
この映画で描かれる、もう一組のカップルは、男の側が片想いをしてるんだけど、肉体関係はあるらしい……
性的同意は、どんな言葉を使うの?
 
変化したのかしてないのか
大人の女性から指摘されて、お互いの関係を見直す、二組のカップル!
もう冷めたと言って、主人公は都合のいい女を卒業し、遠くから彼を見守ることにする……
ストーカーだろ!
映画は主人公の成長を描いて終わるけど、ストーカーの成長は、より危険度が増すことなのだろうか?