母の病気が発覚したのは、黄疸からだった。
母は、その日、仕事休みの父と、散歩に行こうと出かけようとしていたそうだ。外に出て、よく見ると白目や皮膚が黄色く見えると思い、驚き、行き先を病院へ変更。そのまま緊急入院になった。
父から電話で、膵臓癌かもしれないと言われたと知らせがあった。
私も父も膵臓癌がどんなに恐ろしい病かまだ知らなかった。インターネットで検索すると恐ろしい癌の王様、極端に低い生存率とわかり愕然とした。
膵臓癌の闘病記を見ても、亡くなってしまっているものばかりだった。
とにかく名医のいる病院に移り手術をしないと助からないと思い、焦りを感じた。
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