昨日は…
釣りをお休みして
南三陸町や石巻に行ってきました
まずは大川小学校に
こちらは3/11の震災の際に
沢山のお子さんが被災されて
しまった学校です。
まず印象に残ったのはとても
綺麗で立派な校舎だったこと
ただ2階建てで屋上は無し…
ガラスは割れ体育館に行き来する
であろう通路は鉄筋が見える
くらいに傾いていました…
こちらの学校…
校庭の裏が
直ぐ山⛰️になっていて…
あそこに登っていれば
もしかして…
と思ってしまいました。
もちろん生きる為に教師の皆様は
色んな事を考え行動したと
思うんです。
たくさんの教師の方も犠牲に
なっていましたから…
ただ子を持つ親としては
悔いを残したく無いな…と
あの学校に息子や娘が通っていたら
あの津波の犠牲になっていたら
と色々考えてしまうと…
あんなに近くに山があるのに
なぜ登らなかった…と
自分の子供に声をかけて
しまいそうで…
もちろん結果論なのは承知
しています。
そこに登っても助からなかった
かもしれない...
ただ、上級生のお子さんで先生の
言うことを聞かずに山に逃げて
助かったお子さんがいたんです
そのお子さんは
「津波が来たら
とにかく山さ逃げろ!」
漁師のじいちゃんに言われて
育ったそうです。
そのじいちゃんの言葉を
思い出して山に逃げたそうです…
あの現場、現地を見れば見る程
あの山に登っていたら…
って思っちゃったんですよね。

午後は
南三陸旧防災庁舎に
行って来ました。
3.11メモリアルという
建物があって防災庁舎だけに
細かく時系列でその時の状況が
展示してありました。
そこには防災庁舎に勤務して
いる方の家と奥さまが
津波にのまれてしまうさまや…
屋上のフェンスにしがみついて
流されないぞ!
生き抜くんだと声を掛け合う姿や
中には力尽きて流されてしまった
方やずぶ濡れになり
寒さで凍えそうになる方…など
克明に記載されており
涙が溢れてきました。

あの時…
僕は横浜で仕事をしてました。
もちろん横浜も揺れて
停電になり信号が消えて
帰り道が大混乱になりました…
母親は都内にいて
電車が動かなくなったので
新宿から府中に歩いて帰った
そうです。
被災に合うということは
いつどこでそうなるか
わかりません。
ただ
被災地を見て
被害に遭われた方の経験談を
聞いたり読んだりすることで
生きるためにどう行動するか…
考えるきっかけになりました。
犠牲になられた大勢の方の
命を次の時代に繋げるためにも
この事は忘れてはいけませんね。