話は、ゆんたくした日の朝にさかのぼる。
まずは荷物を置かしてもらうため、やどかりに向かった。
台所になってる場所にシナ子おばぁが居たので、中に入って宿帳に名前を書いた。傍にあったサータアンダギー(さとうてんぷらですよね?NONちゃん)をもらう…これが美味い!!おばぁに部屋に荷物を置かしてもらい、この日はあっちこっち動けた。
あ!シナ子おばぁとは…
この「素泊まり宿やどかり」を一人で切り盛りしているおばぁです。
説明なかったかな?
帰ってくるとシナ子おばぁが、申し訳なさそうにオレに言う
シナ子おばぁ:「ホントはきよさんには中の部屋に入ってもらうつもりだったんだけど、予約受けた人がカップルらしくって…悪いんだけど、こっちの部屋に…」
こっちに部屋と案内されたのは、外のゆんたく場の横にあるプレハブ。中には既に布団が4つプラス二段ベット。オレは二段ベットの上とのこと。ま、どうせ飲んで寝るだけ。一切気にしてなかった。
ゆんたくが終わり、台所で何人かが残り少しゆんたく二次会。
オレもすっかり酔っ払っていて、気持ちも良くなっていた。そんなやどかりのゆんたくに馴染んでいる俺の姿を見て…
シナ子おばぁ:「最初(この宿に合うか)心配したんだけど、良かった、全然大丈夫ね」
きよ:「?ん?」
おばぁは、前日にオレがけだもと荘に泊まっていたのを知って…
おばぁ:「しっかりした民宿の後にウチでしょ?申し訳なくって…」
オレがやどかりのゆんたくにも馴染まず、部屋にも不満を持ってると思ったらしい…さっきゆんたく場に居たカップルの彼氏は馴染まず途中でフェイドアウトしてたから、その部類と思ったのかもしれない。
でもね、おばぁ。
全然そんなことないって!!
心配しなくていいさぁ~♪
このゆる~い雰囲気大好きさぁ~♪
シナ子おばぁ、一人で切り盛りしてるんだよぉ~
そんな気疲れすること考えなくっていいさぁ~。