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しみやん奮闘記

翌日7時30分に起床。この季節は6時くらいから暖かくなってきました。

絶好の青空で、昨日の鹿の親子が稜線の枯れ草から新芽を食んでいました。


この時間帯にちらほら登山客が横を通り過ぎ(ミリタリースタイルの人もいました☆)、植物や動物を撮るベテランカメラマンの方々も機材を持ってこの辺を撮影していました。

一人のカメラマンおじいさんに鹿の出現時間を聞かれたので教えてあげると残念がっていました。


次は撮れるといいね!


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僕も朝食にファーストフードを。焼いたパンのにおいがとても香ばしいのですが、マヨネーズを忘れてしまい喉越し最悪・・・


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昨晩の寒さで最も役に立った米軍の官給品ウールバラクラバ。

すごく暖かかった☆

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ビブをめくってこのようにワッチキャップにもなります。寒さの中で末端と頭部から体温を奪われるので、このバラクラバはオールシーズンの装備に加えることに決めました!




さて幕営地が名残惜しいが、9時に32kgの装備をしょって(泣)、出発!






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時刻は10時。農耕と牛馬を守る縁起1500年の歴史を持つ、豊前坊・高住神社。


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この奥に登山道があり、入り口に全国100名水のひとつ「英彦山の湧き水」があったので水分とミネラルを補給し、地獄へ出発!(笑)
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すさまじい急登で何度もバテバテ…

おじいさんや家族連れにチョコチョコ抜かれましたσ(^_^;)

登り続けていくと立派な壁がありました。



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屏風岩と呼ばれる巨大な壁のような奇岩。右下には岩自体が細長く、頂上に木が一本だけたっているという大自然が作り出した神秘の奇岩、逆鉾岩があります。

すいません・・・地獄の苦しみだったのでこんな写真しか撮る余裕ありませんでした・・・

m(_ _ ;)m


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10時30分、英彦山名物のひとつ、望雲台の真下。

荷物を置いて装備変換。(やったー!カラダが軽い)


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なぜかというと崖に鎖があるだけで非常に危険。


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鎖を登っても崖をトラバース。トラバースした後は上写真のように垂直90度の崖に鎖があるのです。

ステップの穴があるだけ、ここはしっかり整備されてますね。


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鎖を登ると絶景!手前には滑落防止用の鉄柵があります。


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立てる場所が幅1mもない、すさまじいナイフリッジになっています。高さ20mはあると思います。

しみやん奮闘記

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望雲台の景色。



望雲台の先は行き止まりのため、戻って登山コースに戻ります。

(い、いやだな・・・。あの装備担ぐの・・・。)


地獄の急登、階段、ガレ場、鎖・綱登行で何度もバテバテ・・・


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中腹の溶岩岩に到着。九州の自然が作り出した岩の造形美に、担いでいる荷物の重みを忘れてしまいました。


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11時45分、北岳に到着!じ・・・地獄だった・・・ひとまず休憩・・・

既にここで標高1192m。


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手前は僕の抜け殻。登りながら道行く登山客に注目されてたのが、今になって恥ずかしくなってきました。


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どうやらこの祠は1000年以上も代々大切にされている聖地らしい。



休憩後1200mの頂上までもうすぐだ!

あとは稜線の上だから楽勝!




と思いきや、頂上まで8mの高度の距離を、巨大な岩や巨大石階段を登っての大格闘・・・

し・・・死ぬ・・・









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13時30分、ようやく頂上!!!

やったーーーーーーー!!!!


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頂上は中岳といわれています。ここに上宮と呼ばれる英彦山の山の神の本殿があります。階段右の放置された装備は僕の抜け殻です。www

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どうやら屋根の一部が悪天候により劣化して長らく修復されていない。近年の台風で自慢のブナやミズナラの森も死んで長年経っているといいます。

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本殿内部。
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頂上からの景色。お世辞にも望雲台よりすごいとは感じられなかったなあ・・・







予定ではこのあとさらに南岳というところに下り、鬼杉をみる予定でしたが時間の関係上断念。体力は残ってるのに、残念・・・

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英彦山の地図


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今回の僕の行程です。この地図は親切に各道のりにかかる時間を示しているのですが、僕の行程時間はこの地図のちょうど2倍でした!しかもこのコース、中級者向け!これが発覚して自身の計画性の無さにかすれた笑いしかでませんでした。

そりゃキツイわな…

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トドメのネタとして、靴のインソールを忘れたまま登山をしてました!

最悪・・・だから足全体の筋肉が痛かったのか・・・

しかも自重100kgだったので、肥満のひとが何故バテるか!?というのを肌で感じました。




ただ32kgの装備と不安定な装着にも関わらず、負担があったのは腰骨と足の筋肉のみでした。

肩が食い込んで痛んだり、インソールを忘れたのに足の裏を傷めたりマメができたりといった余計なストレスはまったくありませんでした!

しかも2日で体調回復!

改めてミリタリーギアの能力を実感しました☆


ただ、アサルトパックに外付けをあれこれ付けないことが良い、ということはわかりました。

特にブットパックをアサルトパックに直付けしたのですが、ALICEクリップのみだったのでフラフラ動き、脱落の危険が高かったです。



あと反省点!

・装備の軽量化

・寝具類の見直し

・インソールを忘れない!(笑)


これにて今回のミリタリー登山を終わります。

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英彦山は福岡県田川郡添田町にある標高1200mの山で、古くから修験道の総本山のひとつとされています。奇岩・名勝を散りばめその景観の素晴らしさは有数のひとつと数えられていますが、鎖や綱での岸壁登行による険しさや、望雲台と呼ばれる景観スポットは幅1mも無いナイフリッジで滑落死亡事故も起きる危険な山です。

冬季は北九州ではなかなか望めない樹氷も見ることができます。



しみやん奮闘記-back pack STA

しみやん奮闘記-back pack
長いこと電車に揺られました。

そして・・・


しみやん奮闘記

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英彦山駅に到着しました!すでにここで標高約500mほどです。

ピーカンの青空!


しかし駅前はタクシーなどありはしません。全装備を入れたダッフルをかついでスタートポイントに行こうとしましたが、あまりの遠方と登りで精神の限界・・・

運よく数少ないシャトルバスを見つけて、「しゃくなげ荘」という旅館を拠点にしました。



しみやん奮闘記-deli lunch
しゃくなげ荘で段取り休憩+昼食♪

山で豚のしょうが焼きがいただけました☆


このあと全装備を装着して英彦山登山道へ!



まずは最初の名物「銅の鳥居」をくぐって。

写真が少ないのは既に当初から32kgの装備でバテバテのため余裕がありませんでした・・・(バカ)
しみやん奮闘記-road 1
表参道。両端には多くの名物の坊跡がありました。ゼェゼェ・・
しみやん奮闘記-road 2
神宮の下宮「奉幣殿」への入り口。すでにここまで上るのに30分かかりました・・・

(ゼヘヘェ・・・ゼヘヘェ・・・)


途中で高校生の兄ちゃん2人に「すごいッスねぇ!」といわれましたが、今考えると褒め言葉か呆れ言葉かちょっと恥ずかしくなります。



しみやん奮闘記-houhei temple

銅の鳥居からついに奉幣殿に到着!や・・・やった・・・

ここまで1時間登りっぱなし・・・とりあえず休憩・・・

(右の石段にあるのが僕の抜け殻)

喫煙所でタバコに火をつけようとした瞬間、神社の巫女さんが僕に向かって


「お客さん!カラスが!気をつけて!」


こら~~~~~~ッッ!!!!

ネコババするな~~~~!!!!

(ZIPPOライターを盗まれました(泣))



しみやん奮闘記-rainbow fish 2
仕方なく使い捨てライターで一服。池には寄贈された・・・
しみやん奮闘記-rainbow fish 1
大量のニジマス。池にはとめどなく上から上流が流れ、池が淀むことが無く涼やかでした。

でも畜生・・・俺のZIPPO・・・(笑)



しみやん奮闘記-equipment
まぁこんなとこに放置するから自業自得か・・・

しゃぁない。そいつで一服しときなさい。

・・・ガソリンいれといたから!(まさに外道!!)




ところ変わって英彦山青年の家に到着!ここは県立の公共施設ながら団体しか利用できないのが残念。

このときすでにどかの高校が研修宿泊してました。それと同時にニホンアナグマがひょっこりと僕の5m手前を横切りました。全然人を怖がらない。
しみやん奮闘記-young school 2
国旗掲揚台


しみやん奮闘記-young school 1




青年の家から500m歩いて無人のキャンプ場へ。

シーズンオフで誰もいませんが、到着するなり巨大な影がガサガサッ!

鹿の家族が僕の様子を伺っていました。でかい。


しかし相手をしているヒマはありません。暗くなる前に設営をしなければ。しみやん奮闘記-shelter 1

Adventure Tech, Inc.(現Integral Designs)製、M91パトロールシェルター。いわゆるソロテントです。

3シーズン用というのが名目ですが、GORETEXが内張りされており、冬用フライか何かを利用すれば積雪期でも立派に機能しそうです。

しみやん奮闘記-shelter 2
木の下に設営し、さらにポールとポンチョで雨対策。上写真では水は右から左に流れていくので、ポンチョの下にギアを置いても大体は大丈夫です。


しみやん奮闘記-shelter 4

窮屈だが入り口を覆えば濡れずにすみ、テント内で煮炊きもできます。
しみやん奮闘記-shelter 3
スッポリ覆ってます。
しみやん奮闘記-shelter 5
内部。全長200cmはあるので足を伸ばしても余裕で、日中は暖かいです。

しかし!このときマットを用意しなかったため地面からの超絶な冷気をモロに食らい、ガチガチ震えながら寝ました・・・。寝巻きが薄いのも相まって、寝心地は最悪。シュラフにしていたポンチョも、口の部分だけが結露してビチョビチョ。ポンチョライナーも全く効果なし。毛布一枚が役立っただけです。

5月初旬といえど、寝床は勉強と経験だな・・・

無人キャンプ場で施錠されてないログハウスがいっぱいあったので、その中に避難しようか考えました・・・。



しみやん奮闘記-sleeping
寝巻き。これじゃあまだまだ寒かった。
しみやん奮闘記-racoon 1

まだ明るかったので青年の家を思い出そうと向かうと、炊事場でヤツが・・・

しみやん奮闘記-racoon 2

先ほどのニホンアナグマ。テコテコうろついてはしきりに穴を掘ったり側溝を探索したり。すぐそばの僕を全く怖がりません。だれか面白半分にエサをあげてるのか、単に炊事場や営火場の生ゴミ目当てなのか・・・


しみやん奮闘記-dinner
僕も空腹になったので夕食を。


しみやん奮闘記-dinner 1

東屋の下で調理。暗くなってきて調理しにくい~
しみやん奮闘記-dinner 2
ヘッドランプをつけながら調理。しかも寒ッッ!!!寂しい!!(ラジオいるな・・・)

このとき夜中の登山客のおじいさんに心配されて早めに食事を済ませ、眠れない寒さの中を無理やり寝ることにしました・・・。





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出発直前のスタイル確認
しみやん奮闘記-light style1
軽装バージョン。

・普通の山行キャップ

・SKINS A400 上下

・化繊シャツ

・ユニクロハーフカーゴ

・GUTSMANソックス

・DANNER DL-8000 SDF BOOTS

・BHI CQB RIGGER BELT

・VOLK TACTICAL GEAR ベルトホルダー

・BLACK DIAMOND ヨセミテハンマー

・ペグポーチ(ペグ5本)
しみやん奮闘記-light style2
SKINSは着圧によるハイパフォーマンスがすごいので、今回の激動登山に取り入れました。ただし寝るときは必ず脱がないとタイツの劣化と体力の消耗を招きます。
しみやん奮闘記-heavy style1
すべてを装着した状態。
しみやん奮闘記-heavy style2
僕の自重はこのときで68kgなのですが、この装備のままで計測するとなんと100kg!

水、食料を含めて装備の全重量は32kgでした・・・

し、死ぬ・・・

パッキングが悪いせいか、右に傾いています。


しみやん奮闘記-before X day
前夜。ただの3DAYパックがまるで80リッタークラスの大型パックに見えます(呆れ)。

翌日以降地獄を見ることに・・・









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