一ヶ月過ぎて城山が会社を辞めた 辞める前「あの人ね 美里ちゃんと二股じゃないって言ってた やり直したいって言っても 嘘ばっかり・・・・・・だから 会社辞めるんだ 前からやりたかった仕事があったから そっちに行くんだ三月から あの人のことは初めて嫌いになった 美里ちゃんもあんな人なんて相手にしないで頑張ってね 今までありがとうね こんなことが無ければ ずっと仲良く出来たのにね・・・・・・」といって 電話が切れた 城山は多分 五十嵐のことより 私のことが許せないのだろう 少しでも私が安川に優しくされたのが気になるのだ・・・・・・・・・ 安川は城山が辞める間際まで知らずに居た 仕事が一緒になった時私は「城山さんが辞めてしまうのは 私が悪いの?」そう問いかけた時 引き止めた私の手を振り切り 去っていった 瞼には涙が溢れていた「泣くほど好きなら どうして城山さんだけ好きで居なかったのよ バカ!」 会社にいることも忘れ 安川に投げかけた 「男なら 泣くなバカ!」・・・・・・・・泣きたいのは私のほうだ 女のために死のうとし 土下座をし 涙を流した 私には二人に関わるのはお門違いだった しかし 城山に頼まれたことがある 五十嵐の仕事の移動と 二人の関係が続いたのなら 奥さんに電話して 安川が辛い思いをするようにと 辞めていく前に頼まれた 「美里ちゃんにしか頼めないから」と・・・・・・・・・・嫌なことはみんな私の役割なのだ 最後まで城山はいい子で居たいのだ
私は たびたび電話をして 五十嵐の移動はまだかと問い詰めた 五十嵐の『私は 何もしてません』と言いたげな態度が気に入らなく『みんな傷ついたのに あの人だけ 何も無いような態度ね 上司なんだから 大人しくするように 言ったら 目障りだから』と 彼に辛くあたった そうすることで私は 彼を嫌いになるきっかけを探し 彼に嫌われてしまえば楽になると思い始めていた 『上の人間にばれてるのに よく平気でいるね 俺がいるから 心配するなって言ったんじゃないの?』『そんなこと 言わないよ 仕事以外の話もしないさ』『どうかな もう一度 やり直したいとか 遊びって言ったのは嘘だったとか 言ったんじゃないの 城山さんがいなくても 全て話しはメールしてるから これ以上城山さんががっかりしないようにしたほうがいいよ』『城山のことは もういい そんなに怒るな 俺も五十嵐がいると胃が痛くなる 離れたいさ』『どうかな?そんな言葉信じないから!』 私は本当に嫌な女になった 鏡を見ればきっと嫌な人相をしているだろう デモ アノヒトエノタイドハカエナイ マタアイシテシマウカラ・・・・・・・・・・・・・・・・・