ペット殺傷や虐待の罰則引き上げなどを盛り込んだ改正・動物愛護法 が、６月１日、施行されました。
●殺傷に対する罰則を「2年以下の懲役または200万円以下の罰金」から「5年以下の懲役または500万円以下の罰金」に強化されました。
●ペットが大量に繁殖し、十分に世話ができない「多頭飼育崩壊」の問題も見据え、著しく適正を欠いた密度での飼育も虐待に加えられました。
●みだりに傷つけられた疑いのある動物（虐待されたと思われる動物）を診察した獣医師に対し、これまで努力規定だった通報が義務化 されました。
近年、ペットを虐待する様子をインターネット上に投稿する例も確認されており、相次ぐ悪質な虐待事件の早期発見と防止を狙う、とのことです。
詳細は下記アドレス ↓
環境省・警察庁のポスターです 
多頭飼育崩壊の現状を見るたびに心を痛め、「何とかならないか・・・・」と思っていましたので、多頭飼育崩壊が虐待 に加えられたことは、とても良かったと思います。
多頭飼育崩壊を起こした飼い主は「虐待していた」とは思っていないでしょうが、常識的な判断力を持つ一般人から見ると、どう見ても異常です。
長年にわたり食事をまともに与えられず、著しく適正を欠いた密度での飼育、劣悪な環境の中で（ひどい場合は共食いまでして）生きていかなければならなかった動物たちを見ると、法的罰則は絶対に必要だと思っていました。
ただ、多頭飼育崩壊を起こす人の中には、心の問題を抱えた人も多くて（認知症も含む）、一筋縄ではいかないのも問題です。
難しい問題に、どこまで警察が介入できるか・・・・・・
とにかく、まずは通報しやすい環境を整えることが大切で、東京にも、大阪のように、早くアニマルポリスを設置しましょう！！！
※２０年ほど前にNHKで放送されたドキュメンタリー「イギリスのアニマルポリス」を見て以来、日本にも、大都市だけでなく、全国にアニマルポリスを設置するのは私の悲願です！！！
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