《EVERYDAY IS A JOURNEY,
AND THE JOURNEY ITSELF HOME.》
訳
《日々旅にして旅を栖とす》
大自然の運行に身を任せつつも、
強い意志で前に進む。
人生とは旅であり、
旅とは人生である。
/松尾芭蕉の奥の細道の解釈より
それではカリメロのレスキューブログ、フィナーレです。
今となればもう懐古です。
いーえ、回顧です。
走馬灯のような2ヶ月間でした。
【地域熱血スポーツ根性物語 20110717操法大会 最終章】
ボクらの第1分団からは、②チームエントリー
ひとちーむ5~6名
第1分団員は約150名
大会参加分団は21分団
大会参加チームは23チーム
って、ほな全員でいったい団員なんぼおんねん
この23チームのてっぺんとったとこだけ、次は県大会の切符がゲットできる
ちなみに県大会は二年に一度なので、今年はなし
県大会でまたてっぺんとったら全国大会
大会前夜
23時就寝
眠れない
眠れない
途中2回起きた
大会当日
朝4時起床
すごく寒い
すごく夜空が綺麗
すごく寝た気がしない
朝食の献立
胡瓜の塩漬け
ミニトマト
ひじき
白ご飯
お味噌汁
食パンonイチゴジャム
牛乳
〈人の手のぬくもりは
元気もりもりの秘訣〉
5時集合
準備運動
練習開始
最終調整
発汗最高
高まる緊張
8時開会式
暑い
暑い
お偉いさん一方的会話
ホース点検
暑い
暑い
おひさま元気だ
おてやわらかに
仲良くやろーね
9時本番
指導員の先輩から
「緊張してるのは自分だけじゃなく、みんな緊張しとるよ。肩の力ばぬかなんばい。」
本番直前
大好きな男前の消防隊員の方から
「りょー、がんばれよ!」
kore
gatsuーnto
hibikimasitaー!!
本番がはじまってからは
時が止まったみたいにゆっくりゆっくり
ひとつひとつの操作を正確で丁寧に
それでいて節度をもって
そして〈誰よりも速く〉
そんなことを頭の中で何回も呟きながら
けど粗さは出た
終盤のホースを連結し、確認をしたあと
身体の状態が不安定になって上半身と下半身がぐらついてしまった
これから走るぞ!!ってときの前の痛恨のミス
けどミスを考えてても仕方ない
だからとりあえず走った
腕を思いきりふって走った
前を向いた
膝よ
もっとあがってくれ
上体よ
前のめりになりすぎないでくれ
身体の軸よ
止まるときぶれないでおくれ
そんな不安だらけのなか
水を出すふたりのとこまで走って行った
そしたら42歳の郵便局の所長は楽々ボクを待ってた
ボクが遅かったのか
所長が速かったのか
わからない
けどまた走る
タイムが関係するのはそこまでだったが、最後まで走った
そこからイチバンの山場
指揮者(キャプテン)の方との筒先交代
※ホースからバリバリ水が出てる筒先を指揮者からボクに直接受け渡してもらう作業。ボクらの息があってないと手元の筒先がぶれてしまい、結局は出てる水がその何倍もぶれてしまう。
何度も練習して
何度もイライラして
何度も言いたいことを頑張って先輩にオブラートにつつんできて
その時その時の
気まぐれな水の出方も
常に不安に不満に全開ポイント
けどできた!!
kedodekita!!
タイミング、身体のいれ方、ホースを腰につける位置、そしてふたりの息、
やはり苦手な人間関係を払拭するのは相当難儀な事だと分かりました。
誰か他人に好意をもつことの難しさ。
自分の頑張ってるアピール
相手がどう考えてるのかをきくこと
自分がどう相手にしてほしいかを伝える
理想のスタイルを踏まえつつ、相手と自分のスタイルの相互をちょっとずつ〈擦り合わせていく〉こと
もう難しいったらありゃしない。けど、本番でやっときちんとできてその人ともよーやくまともにトークできるようになりました。
そんなこんなで本番の操法大会が終わった瞬間、たくさんの感情と後悔と不安でいっぱいでした。
だから、終わった瞬間
まさかボクの指導員の方が4名ほど涙をぼろぼろ流して「たかちほくん、たいぎゃよかったよー。」と言われた時はちょーうれしかったです。いくつかミスしたけど、よかったのか?気になるタイムはどーだったのか?その涙は溢れる感動からでてきたの?
そして結果
いざふたを開けてみると
タイムは42秒
トータル順位は2位
まさかの準優勝
練習で一度も43秒の壁をやぶることはできなかったけど、なぜかなぜだか本番でミラクルが起きました。目指していた木村先輩のタイムに並んだー。細かいところでは、郵便局の所長は練習よりも2秒も速いタイム。指揮者もコンマ一秒で火点の的を倒していて、ボクもアドレナリン全開だったらしいです。うちの分団では今までの最高が5位だったんだけど、今回大きく大躍進。市長さんから賞状と金一封をもらって、みんなの笑顔をみてサイコーでした。
後日、選手だけでこのデキスギタ話をしてお酒を酌み交わし若いおねーちゃんのお店に行きました。
そこで気付きました。
今まで毎日練習がしんどくて、早く大会終われとか思ってたけど大会が終わった瞬間にボクらのチームも解散なんだなってことを気付いてさみしくなりました。
チームメイトに
指導員の方々に
団員の方々に
毎日作業服を洗い
食事を作ってくれた母に
水を出すときのだいぶ仲良くなったホースたちに
コカ・コーラ社のアクエリアス事業部の方々に
メールや電話をくれたトモダチに
オール感謝
なでしこジャパンで泣く前に
男たちが
ボクたちが
こんなにも泣くもんだ
いい男たち最高だ
ヒーロー、ありがとう☆
高く高く飛べました
誰よりも誰よりも速く走れました
愛してるぜ♪
おわり
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
旅というものには
条件があるんです。
それは「戻ってくる」ことです。
戻ってこなかったら「蒸発」と呼ばれてしまうでしょう。
ですから、「どうやって戻ろうか」をずっと考えながら旅する。
それが旅なんですよ。
/みうらじゅん
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
それでは最後にこのブログを通して告知します。
この度、我が友・伊藤智貴氏の結婚が決定致しました。
詳細
・付き合い始めた日
2011/4/3
・結婚式
2011/12/3
・会場
hamayoko(横浜)
・お相手
某小学校の保健室の先生
※ハレのくに国富さん
断じて「できちゃった結婚」ではありません。
つきましては、友人代表スピーチを頼まれましたー!!
きゃー!!
教職員一同を前にして、ボクの前回ブログの〈永作博美小便飲料討論会〉をしましょーかー?
新郎は新婦のを飲めるのかー?
きゃー!!
横浜にて祇園祭を開催してしまいましょー!!
クリスチャン・ルブターン!!
これぞ夏フェス、
いえいえ冬フェスです☆
しかし、
まぁ冷静になって考えると付き合って3ヶ月のスピード婚なんですね。
よしんば、
我々も3ヶ月あれば結婚までイケるとしましょう。
よしんば、
我々も3ヶ月あれば結婚までイケるとしますと、何か気が楽になりますね。
よしんば、
我々も3ヶ月あれば結婚までイケるとしますと、何か気が楽になりますと、そんな簡単にできちゃうであろう〈結婚〉を今から焦ることも人と比べることもないのであろうかと思います。
ま、何はともあれ、地球上でおめでとうやらありがとうやらが連呼されたり、子孫が誕生したり、その人の新しい人生がはじまったり、自分のためではなく誰かのために生きることにおもきをおいたり、とりあえずやたらにベリーグッドだなと思います。そのベリーグッドを幸せだと感じて、人が交わればもうそれはベリーロールです。ロールスロイス乗っちゃいますか?え、ワンレンですか?もちろんです。ワンレンもボブもベリーロールの鉄板ヘアーですよ。
冬にひとつ、
楽しみができました。
旅に出るキミを
みんなでキミを
うーんと高く飛ばします
jump=跳ぶ
その場で上に
fly=飛ぶ
空を浮遊する
FLY,DADDY,FLY,
フライ、ダディー、フライ、
飛べ、おっさん、飛べ、