『芙蓉閣の女たち』 『恋せよシングルママ』 に見られる胎夢 | コワれるまで ALLORA

『芙蓉閣の女たち』 『恋せよシングルママ』 に見られる胎夢

芙蓉芙蓉閣の(プヨンガク )女たち~新妓生伝~( シンギセンジョン)(2011年) って現代劇のくせに、占いとか除霊とか、私にはひいてしまうような精神文化が散見されます。

この作品に胎夢(テモン)ってのが出てきて、ストーリー的には誰が誰の受胎の夢を見たか、が重要だったりします。


韓国にはこんな民間信仰みたいなのがあるんだ~。

で、今観始めているドラマが『プヨン閣』と同じ年に放映された 『恋せよシングルママ』 (原題:私の愛、(ネ サラン)私のそばに(ネ キョエ) 2011年)。
イ・ソヨン主演のドラマです!!

このなかで、イ・ソヨンが演じる主人公のト・ミソル (名前の由来は ド・ミ・ソ・・・・)の母親ポン・ソナ(キム・ミスク)も胎夢を見ます。


ま、『プヨン閣』 の黄金のオレンジと違って、こちらは辛辣な人生を予想させる、オカシな唐辛子(コチュ  )の夢ですけど (;^_^A



               



さてさて、『恋せよ シングルママ』 は かんざしトンイ(Dong Yi) (2010年) の翌年に放映された作品です。

主演のイ・ソヨンは29歳でしたが、19歳の女子高生を演じます。

多少の無理はありますが、ギリギリ キュートなイ・ソヨン ラブラブ

イ・ソヨンって、例えば『トンイ』の音を消して画面だけ観ていると、そんなに悪役だとは感じません。

『トンイ』での禧嬪ママのイメージは、多少の毒舌のセリフと BGM が創り出しているのであって、イ・ソヨンの表情だけ観ているぶんには、ちょっと困った顔をしている程度。

ペンキぬり 『なんでウチに来たの?』 (2(Why Did You Come to My House?)008年)の主人公ハン・ミスとそんなに変わりません。

むしろ禧嬪ママよりも、 天使の羽根『天使の誘惑』(2009(Temptation of an Angel)年)のアランのほうが悪役演技だったと思います。

妃 『張禧嬪』(Jang Hee bin)(2002年)のキム・ヘスは、音を消しても極悪女ですけど。

色々幅の広い役をこなせるイ・ソヨンですが、やっぱり彼女には本作みたいな明るく元気な女性を演じてほしいです。