おいでよ吃音の森です。
先日紹介したこの本ですが、読み進めたので
少しだけですが、大事なところを要約して
みました。
声を出すことに慣れていないお子さんって
いますよね。
例えば、近所のおばちゃんにお菓子を貰った
ときにすぐ「ありがとう」と言えるお子さんと
言えないお子さん。
すぐ言える子は声を出すことに慣れていますが、
言えない子は慣れていません。
すぐ言えないと、真面目なお母さんほど、力んで、
「ほら、ありがとうは❓」焦り催促します。
そして、「この子はありがとうも言えないんです」
とけなしたりする。
だけど、1番気にしているのはお子さんです。
本当はお母さんからプレッシャーをかけられて
言えなくなってしまったのでした。
逆の立場だったらどうでしょう。
お子さんもお母さんみたいにメンツがあるんです。
すると、またこの様な状況になったとき、また
言うタイミング、声を出すタイミングが
ズレてしまうのではないかと不安がよぎり、
気後れしてしまいますます言えなくなってしまう。
どうしたらいいかというと、
お母さんが自身の緊張を解き、子供の様子を見て
子供の気持ちを汲み取ることだと思う。
言えなくてもどかしいのは、お子さんの不自然な
態度を見ていたらわかります。
例えば言えなくて歪んだ顔になるとか。
だから、言えなかったら
お母さんがリラックスして緊張を解き、
「もう少しで言えるところだったんだよね、
次は言えるから」などと言ってあげて、肩に
そっと手を添えてあげる。
ここから感想
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お母さんの力みは伝わるんですね。
それがプレッシャーになってますます言えない。
そういうこと、皆様はありませんでしたか。
音読や発表で、声が出なくて皆んなが心配するけど
それがプレッシャーになり声が出なくなるU・x・U
人は非言語のメッセージが9割、
言語メッセージを1割受け取っているらしい。
だからお母さんの力みは非言語的メッセージとしてお子さんにびんびん伝わると思う。
だから、話は脱線しますが、
上手に話すことよりも、どのように話すかが
大切だと思います。あと、聞き上手であること。
笑顔で頷き、共感し、話を掘り下げる
私たち吃音者にはそれができると思う。
必ずできると思います。
人一倍傷ついた経験をしてきた分、
人の痛み、苦しみがわかるはず❗️