星空の向こう側 | 新作入荷はいつですか?

新作入荷はいつですか?

とりあえず、好き放題書いてます。。。
どこへ買い物に行っても、ほかの客から店員と間違われる男のブログです。
2019年1月、たった4回しか更新しなかったブログを6年ぶりに再開中。

アメリカにヨセミテ国立公園という場所がある。

カリフォルニアにある有名な国立公園で、大自然に圧倒される最高のキャンプスポットである。

 

ここで何度かキャンプしたことがある。

日本では経験できないスケールと、豪快に伸びている樹々と、広くて大きな蒼い空に何度圧倒されたことだろうか。

 

そして満天の夜の星空は、今でも思い出せるくらい脳裏に焼き付いている。

暗い中でも、空が高く、無限の広がりを感じ、でもなぜか星は近く感じた。

不思議な体験だった。

 

 

今日は久しぶりに夜道を歩いて帰った。

なぜか歩いて帰りたい気分だった。

 

冬の空は寒いけど空気が澄んでいるから、夜の空がとても綺麗だ。

まるで、星空を見るためだけにこの寒さがあるかのように。

ヨセミテほどではないが、今日の星は、ひときわ輝いて見える。

 

日中、電車の中で、堂々とカップラーメンを食っている男性を見かけた。

関東の方にはこの衝撃が伝わりやすいと思うが、JR某路線、である。

まあまあ乗客が多い。

いや、まあまあどころか、かなり多い。

東京駅とか、品川とか、有楽町とか、どう考えても都心を走っている、まさに動脈と言える路線の一つである。

そして、実際にはそんなに混み合っている時間帯ではなかったが、平日の昼下がりに、である。

 

この方が今体験している、このカオスな、まるでブラックホールの真ん中にいるような、周囲の存在を全く無視した時間と空間はどうなっているのか。

 

堂々とカップ麺に熱中する背中は、まるで全てを悟っているかのように、潔くも見えた。

 

それより、その食べ終わった後の汁は、スープはどうするのか。

 

汁の行方が気になってしょうがない。

 

あー、聞きたい。

けど、聞けない…。

 

もう少し俺に勇気があれば。

神様、一歩だけ踏み出す勇気をください。

 

世の中にはいろんな人がいるものだ。

いろんな価値観があるものだ。

 

 

それにしても、今夜は静かな夜だ。

 

そして、この無限に広がる星空の向こうには何があるのだろうか。

 

 

今夜は何かベタな恋愛映画でも見よう。

 

少しでいい。

現実とは考えにくい今日、から離れたい。

 

でも、やっぱり俺には無理。

 

 

電車でカップラーメンは、

 

厳しい。

 

今夜のこの星空を見上げながら、電車でカップラーメンを堂々と食える、そんなあの男にジェラシーを感じた。