新年の酒造り | 北庄司酒造店 会長の独り言

北庄司酒造店 会長の独り言

 元三代目蔵主、会長による「酒蔵と趣味」のお話です♪

明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

私どもの酒蔵では6日が稼働初めでした。

年明け1本目の純米吟醸の「酛造り」に必要な麴米の洗米からスタートです。

 

続く2本目の予定が大吟醸なので、7年産の山田錦の性質を確かめたくて、純米吟醸に使う山田錦も限定吸水で洗米しています。

 

前年の大吟醸の仕込みでは、此処何年かと比べ米の融けがかなり悪く、米の味を十分に出し切ることが出来ず、やや薄味の所謂「淡麗辛口」の仕上がりとなり、全国鑑評会で入賞は出来ましたが金賞には届きませんでした。

 

夏の猛暑続きで酒造米も影響を受け、高温障害が危惧されてましたが、弊社では此処数年続けて金賞を戴いてたので例年と変わりない造りを続けた結果でした。

 

気候も含め諸々の生育条件で米の性質も毎年変わると云うのが基本中の基本です。

油断が生じてたんだと思います。

 

初心に帰ってもう一度基本から取り掛かります。