先日、家内の母親を見送りました。
私たち夫婦がお互いの親を見送るのも今回で最後に成ります。
私たちが暮らしてきた地域では、古くから隣組などの組織で互いに葬儀などを手伝い合う風習が続いて来たことで、伝え引き継がれてきたものがありましたが、最近はそう云った形式や慣例に拘わることも無くなり、様々な形の葬儀が執り行われるようになって来てるようです。コロナ渦で多くの人が集まるのを極力控えたことも、変革を速める切っ掛けの一つに成ったのかも分かりません。
家内の話しだと、亡くなった母に着せる着物の色も、遺影写真を入れる額縁の色も、今までの常識にとらわれず、本人が好きだったピンク色にしたんだそうです。明るく見送るのも良いかなと思います。
余談に成りますが、今回葬儀場の方から伺った話だと、近頃何処の地域でも火葬場が混雑するように成って来てるんだそうです。
戦後の団塊の世代が後期高齢者の年代に入ったのも大きな原因なんでしょうねぇ。
逆に、令和6年の出生数が11月末で60万人ほどやそうで、年間70万人を切るのが確実やとか。この調子やと日本の人口が1億人を割るのもこれまでの予想よりずっと早くなるかも知れません。
日本の行く末、どうなるのでしょう。
将来を案じている後期高齢者の一人です。