令和4酒造年度「全国新酒鑑評会」 | 北庄司酒造店 会長の独り言

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 元三代目蔵主、会長による「酒蔵と趣味」のお話です♪

令和4酒造年度「全国新酒鑑評会」の審査結果が24日に公表され、弊社の大吟醸が金賞を戴きました。音譜

 

正月明け早々に麴米の洗米から取り掛かった大吟醸の仕込みですが、麴造り、酛造り、初添え、仲添え、留添えと進めてゆくごとに、夫々に必要な原料米すべて、手作業の限定吸水洗米を重ねましたが、時期を合わせたように訪れた寒波に、冷たい水が身体の芯まで凍みこんでくるようでした。

 

若干多めに成ってる在庫の調整の為、今期の大吟醸の仕込みは1本のみ。

即ち、此れ1本だけの一発勝負です。ビックリマーク

 

留添えを済ませて数日後、杜氏の恵崎君から「今年は米の融けがかなり悪いようです。」との報告を受けてました。ショボーン

 

案の定、上槽後の出来上がった酒の量は製造計画より100リットル余りも少なく、粕歩合はかつて無かった55%近くまで達しました。

随分原価高の大吟醸に成りました。えーん

 

米が融けない分、味の乗りや深み、力強さに欠けないか心配でしたが、その辺りは恵崎君が1801酵母のご機嫌を損なわないように、発酵の進み具合をうまく調整してくれたようです。ニコニコ

 

令和元年はコロナ渦の影響で金賞を選ぶ結審が急遽中止と成ったのですが、令和2年以降の3期では、金賞、入賞、金賞と戴いたことになります。照れ

 

以前にも書きましたが、恵崎杜氏も1801酵母とすっかり仲良く成れたようです。音譜

 

※ 酒造年度とは、一般の年度と違って「7月~翌年の6月」までとなっています。原料となる米の収穫時期に合わせて設定されたものと思われます。従って今年に成ってから出来上がった酒でも令和4酒造年度の酒に成ります。