こんにちは北千住静脈瘤クリニックです。
先日、とても反響がありました右足の静脈瘤と蜂窩織炎の患者様の一ヶ月後の経過です
【初診時】
深部静脈血栓症ではないことが確認されたため、右足の静脈瘤の手術と、蜂窩織炎の治療をしました。
術後から約1か月経過...
むくみと腫れが激減!
包帯のあとが残っていてシワシワしてますが、、、
初診時には むくみのせいでわかりにくくなっていたくるぶしや、下腿の骨の輪郭が見えてきましたね
【初診時】
【1か月後】
炎症がつよく、赤く、水疱がみとめられていたエリアは水疱も改善し皮膚の状態も上皮化しましたが、地図状に赤みだけのこっています
長い時間をかけて肌の治療はしていきましょう!
【初診時】
【1か月後】
じゅくじゅく潰瘍となっていた部分もスッキリ上皮化していました
急に足がパンパンに赤く腫れてきた!
痛くてしかたない!!
といった訴えがあるとき、まず一番疑わなければならない病気があります。
皆様、テレビでもよくみかけるかもしれませんが、
DVT 深部静脈血栓症!です。
できてしまった血栓が全身のあちこちの血管に詰まり、いろいろな症状をひきおこします。
肺塞栓症や脳梗塞といった生命にかかわる病気をひきおこす可能性があるんです
エコノミークラス症候群、といった名前で紹介されることがありますね。
DVTを疑ったら、まず、血栓がないかエコーで検査をし、血液検査でも凝固系の異常がないか調べます。
幸い、今回の患者様は、DVTではないことがわかり、かわりに、
静脈瘤と蜂窩織炎のダブルパンチでした
静脈瘤には血栓性静脈炎など、いろいろな病気が合併しやすいのです!
ブログやホームページをご覧のかた、足がむくむ、腫れた、だるい、左右で太さが違う、、、といった症状があるかた、はやめに検査をしておきましょう!
【静脈瘤治療の注意事項、合併症】
※手術には麻酔を使用いたします。まれに麻酔や薬でアレルギーをおこすことがあります。
※治療にあたり、皮下出血・神経障害・色素沈着・引きつる、硬くなる感覚や違和感・
血栓のリスク等の合併症の可能性がございます。
※治療後、血管のふくらみ・色素沈着・皮膚炎の改善には個人差がございます。
【公式HP】
定休日:木曜日・日曜日(月1回日曜日診療あります)・祝日