JDD469㌔で4着の地力

ハピでハッピー

《レパードS(GⅢ)》

〈新潟11R ダート1800〉

好走枠 中枠(傾向大)

脚 質 先行(傾向大)

[キズナ産駒躍動]

 過去10年を参照する。

 ★前走クラス 前走が1勝クラスだった馬は未勝利。1勝クラスで強い競馬をしてきた馬よりも2勝クラスや重賞戦線を戦ってきた馬を評価したい。

◆レパードSの前走クラス別成績◆

1勝クラス【03029】勝率0.0%連対率9.4%複勝率9.4%

2勝クラス【23342】勝率4.0%連対率10.0%複勝率16.0%

3勝クラス【0011】勝率0.0%連対率0.0%複勝率50.0%

オープン【1105】勝率14.3%連対率28.6%複勝率28.6%

リステッド【0002】勝率0.0%連対率0.0%複勝率0.0%

GⅢ【40017】勝率19.0%連対率19.0%複勝率19.0%

GⅡ【0003】勝率0.0%連対率0.0%複勝率0.0%

GⅠ【0001】勝率0.0%連対率0.0%複勝率0.0%

地方【33518】勝率10.3%連対率20.7%複勝率37.9%

※過去10年

 ★前走レース 最多勝は4勝を挙げているユニコーンS組だが、安定感ではジャパンダートダービー組が断然で【33312】。連対率は28・6%、複勝率は42・9%となっている。苦戦傾向なのは前走関東オークス組。13年に同1着アムールポエジー、2着オメガインベガスが参戦したが、それぞれ9着、7着に敗れている。

 ★馬体重 ダートを主戦場にする馬たちは大型馬が多い印象だが、実績を残しているのは非大型馬だ。馬体重が500㌔以上の馬が2勝なのに対して、500㌔未満の馬が8勝を挙げている。目立つのは460㌔台で3勝をマーク。15年クロスクリーガーが460㌔、16年グレンツェントが468㌔、19年ハヤヤッコが466㌔で制している。

[結論] ハピの重賞初制覇を期待する。前走ジャパンダートダービーは469㌔で出走。序盤で最後方という厳しい競馬になったが、4着と力を見せた。スピードのある好バランスのキズナ産駒が夏の新潟ダートで躍動する。

[データ]

◎ハピ

○ホウオウルーレット

▲カフジオクタンゴ

☆シダー

△タイセイドレフォン

△プラチナドリーム

△メンアットワーク

△ロードジャスティス



《エルムS(GⅢ)》

〈札幌11R ダート1700〉

好走枠 中枠(傾向大)

脚 質 先行(傾向大)

全4項クリア

フルデプス

重賞初タイトル頂き

[札幌ダ好相性]

 ※過去10年を参照(13、21年は函館開催)。

 ★前走レース 函館で行われるマリーンS組が最多の5勝と圧倒する。【52132】で勝率12・5%、連対率17・5%。勝ち馬5頭はすべてマリーンSで3着以内に好走している。帝王賞組は4頭おり、12年エスポワールシチーの2着が最高。

 ★前走馬体重 ダート重賞らしく480㌔以上の大型馬が9勝を誇る。そのうち480〜499㌔が【44234】で最多の4勝。500〜519㌔が【31222】と3勝で続く。

◆エルムSの前走馬体重別成績◆

440〜459㌔【0102】勝率0.0%連対率33.3%複勝率33.3%

460〜479㌔【11220】勝率4.2%連対率8.3%複勝率16.7%

480〜499㌔【44234】勝率9.1%連対率18.2%複勝率22.7%

500〜519㌔【31222】勝率10.7%連対率14.3%複勝率21.4%

520〜539㌔【13314】勝率4.8%連対率19.0%複勝率33.3%

540㌔〜【1019】勝率9.1%連対率9.1%複勝率18.2%

※過去10年

 ★年齢 4、5歳馬が4勝ずつを挙げている。4歳馬は【41210】で勝率23・5%、連対率29・4%。5歳馬は【43421】で勝率12・5%、連対率21・9%。6歳馬が【22335】で、7歳以上は苦戦傾向。

 ★毛色 鹿毛が最多の4勝。黒鹿毛、芦毛が2勝ずつ。栗毛、青鹿毛が1勝。

[結論] 全4項目をクリアした斎藤誠厩舎のフルデプスリーダーに重賞初制覇のチャンスが到来した。前走マリーンSでオープン初勝利。札幌ダートは1、2着が1回ずつと好相性を誇る。同2着で鹿毛のウェルドーン、同3着ロードエクレールも差はない。

[データ]

◎フルデプスリーダー

○ウェルドーン

▲ロードエクレール

☆スワーヴアラミス

△アイオライト

△オメガレインボー

△ダンツキャッスル

△ブラッティーキッド

※ニッカンから