SNS上で「なぜウマ娘に馬事文化賞が与えられないのか」という議論が起こっている。昨年、大ヒットとなった[ウマ娘 プリティーダービー]。擬人化された往年の名馬たちが主役の同作品は、若者を中心に大流行した。スマホアプリゲームが1100万ダウンロードを達成し、年間売り上げは1000億円オーバー。まさに2021年の覇権コンテンツだった。

 その影響はウマ娘“界隈(かいわい)”だけにとどまらず。[認定NPO法人引退馬協会]が支援する里親システムで余生を過ごすナイスネイチャーの元に、3500万円(目標額200万円)の寄付金が集まったことは話題に。YouTube上にはウマ娘化された名馬の現役時代を紹介する動画もあふれた。[ネット流行語100]の大賞を受賞した[ウマ娘 プリティーダービー]だが、2位にはなんと[ゴールドシップ]がランクイン。競馬の[け]の字も知らなかった若者たちが、引退済みの名馬たちの名を口にしまくった。

 しかし、JRAの姿勢はいささか冷ややか。ウェブサイトの企画では数々のアニメ、漫画作品とコラボをしながら、ウマ娘とのタッグはいまだになし。競馬界の顔・武豊が「ウマ娘で競馬界に興味をもってくれれうれしい」と方々でアピールする姿とは対照的だ。ウマ娘ファンもその辺りには敏感で、当然「なぜ何の賞ももらえないのか」という話になる。

 過去にはマキバオー、ダビスタなどの漫画・ゲームも馬事文化賞には選出されず。それらの作品で騎手、厩務員を目指した人も多く、競馬界に与えた影響は計り知れない。テレビCMで若者に人気の俳優を起用し、ファンの年齢層拡大を狙いながら“ソフトコンテンツ”は軽視していると言わざるを得ない。例えば[即PAT登録でゲーム内のアイテムゲット]などのキャンペーンを打てば、かなりの新規ファンを獲得できると思うが。史上最大級のチャンスを傍観するのはあまりにもったいない。ウマ娘好きで競馬を仕事にしている身としては現場が歯がゆい。

※スポニチから


okeraの競馬の入口は育成ゲームだった。勝つにはどうするかどうすれば強い馬が作れるか考え学んだ。そのうち競馬が多くのいろいろな事や人に携わっていることを知った。

なんの因果かゲームで付けた馬の名が実際登録され走ったこともある。こんなことあるのかと目が丸くなった。さほど強くはなかったけど競馬場まで応援に行った。

まあ、多くの人は競馬=博打(ギャンブル)でやっていると思うけど、okeraの競馬はちょっと違う。印の打ち方もちょっと違う。今でも捨てられない馬券がある。そういえばあのハズレ馬券どこ行ったかな?