へハニーのレッスンを受けに行ってきました。

場所はナセルシティのエジガワハラの店舗。

さくちゃんにコンタクトとってもらって行って来ました。で、旦那のミモがザマーレックまで迎えにきててくれました。エジプト人なのにせっかちという(笑)シャムス(娘)抱きながら待ってた画が凄くかわいくて笑ってしまいました。

で、タクシーに揺られて1時間ほどかな?ていうのと、選挙あとのデモなんかで渋滞が凄く時間がかかりました。

そのあとさくちゃんもきてくれて。しかしハニーも渋滞に巻き込まれてしまっとるようで遅れは確実。

その間ぼーとまってたんではなく1イベントありました。

まずは、ナセルのダラブッカ講座。どれだけ自分が生産に拘ってるか!を私に熱く説いてくれました。私のハサンを見て、音は凄いがそれ以外はいかん!タブラっちゅうのはだなぁ!

てのが始まり。

ナセルの提唱するのは

重い
丈夫
細工に高級感がある

みたいなことを言ってました。

でエジガワハラ。鋳型を変えたみたいです。
そのまえに、店内です。どうぞ!
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メチャ綺麗でしょ?ナセルが拘るあまりムハンマドアリから独立したんだそうな。

わかるやつだけにわかればいい!

が彼の思いらしい。

で、タブラについて色々話を聞きました。いいタブラは重くて、細工が簡単にとれる様ではNG。

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その象徴がこれだと見せてくれたのがこれ。
一番したを削ってアルミの中に細工を埋め込んだんだとか。

で、ちからいっぱいたたいたりむしり取る仕草をして、

どうだ!ほら丈夫だろ?

と(笑)そんなに、めちゃくちゃやらんでも(笑)くらい必死でしたが、それ位のプロダクトの裏返しなんですよ。

確かにチューニングさえシッカリすればどれもすこぶるイイ。綺麗な倍音がらでます。そしてどれも重い。

しっかりしたプロダクトの成せる技です。洒落になっちゃいましたね。

つまり、私の買ったのはソンバティでない。とだけいい何なのかという答えは言わずその説明は終わりました。
私の場合ヘッド径ですが、あちらはそれぞれ会社で太鼓の概念が違うようです。

面白い話でした。

またハサンはいいやつだった、素晴らしいやつだった。とも言ってました。ハサンアブデルマギードはやっぱりゴッドファーザーだったんですね。

で2イベント目。ナセルの即席ウード教室。とりあえず、ハ長調をおしえてもらいました。あとは微分音、すこしのスケールなど。

私も弾いてみましたがこれがむずい。しかし、単音単音ならいけそな気もしました。

で、そんなことをやっとると

ソーリーといいながらハニー登場。

すぐやるかと思いきや、まずは色々話してタバコで一服してからはじめる感じでしたね(笑)さくちゃんき聞いたらこれがエジプトでは普通みたいです。そういや、きたさん教室もそんな感じだった気が、マーレーシ。

そして、一服後始まった教室。結局途中に休憩ハサミハサミでも3時間位やってました。で300ポンド。

それで、内訳です。

ハニーはハミースと真逆でテクニックこそタブラだ!という人。オーバーアクョンでやるゼスチャーをしながら、

ノットタブラ!

と言ってました。

これがハニーの概念。

それで教室なんですが、ハニーのときはタブラチェックがありませんでした。しかし、ハニーが店から借りる際は音が均一なのにこだわってました。

まず、気づいたこと。てもデカイ、身体もデカイんでソンバティもってもタブラが小さくみえる(笑)

しかし、出てくるパターンは繊細でした。今日やったのは

サイーディ
マクスーム
マルフーフ

のソロパターンを延々。

リズムはアローシというのを教えてもらいました。
リズム1ソロ99で展開されてました。

最初ですが、なんかテクを見せてくれ。

でサイーディを叩くんですがなるほどという顔をして

よしわかったやろうか。

でテクニックを学びました。テクニックなんですが、ハニーの講義を受ける際にやらなきゃいけないことがあって。

基本24の指も使うんで4しか使えないと辛いんです。

いや、できるはずだ!ヤッラ!

と問答無用できます。中途半端な上手さは許されませんでした。

トルキーっぽいんですが、ハニーの使う24はまさにエジプト奏法。肘は滅多にあがりませんし。音が轟音でした。

でそんなのを交えながひたすら。

ハニーの考え方でハミスにてたのが、テクニック→リズム
テクニック→テクニック→
リズム
というように、必ず1回はベーシックに戻ること。

を言ってましたね。

あとは、テクニックができないと止めるのではなくすごーーいゆっくりから1拍ずつ丁寧に教えてくれました。
しかし、通常スピードにもどる具合が速すぎる(笑)が、自分が普段使わないテクニック以外はなんとかついていけました。

それで、ハニーのおとの秘密なんですが殆ど前腕です。僧帽筋と腕さわりましたが思ったほど筋肉なかったです。硬そうに見えて、実は体幹はリラックスしてます。ほとんどは指と手の平の筋肉。あとそれに関連する前腕の筋肉でした。

また、手を触らせてもらいましたが。

なんと、ハニーの手。ぶつける部分以外は柔らかいんです。驚きました。左手なんかはめちゃくちゃ綺麗!しかし、右手は1センチくらいのタコが4つ位ありました。ハニーは恥ずかしがってすぐ、隠しちゃいましたが(笑)

ハニーはどちらかというと綺麗なおとよりシャープでデカイ音。あまり叩いてからのリリースがありません。いや、リリースの距離が極端に短いと言ったらいいですかね。

な感じでした。テクニックは多分説明しても、わからんとおもいます。ひとつ言えるのは

でははじめるぜ

のテクニックから既に32分とか64分音符がてでくるとだけ説明しておきます。日本帰ってからソロパターンでいくつかやると思いますので、気になる方は盗んでってくださいね。
しかし、相当な練習が必要なのは言うまでもありません(笑)

昨日は譜面どりに凄い時間がかかりました。

そうそう。
途中、どうやって練習したかを聞かれました。YouTubeだといったらびっくりしたら顔されました。あとはクワイエサからハニーの話をきいて、ハニーみたいになりたくて必死に練習してた!てのも伝えてもらうと凄い喜んでくれました。

で、それもあってかハニー。テンションあがっちゃって終わってから店においてある出荷予定のタブラを

トモキ!カム!ヤッラ!

と呼ばれ2人で
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この量をチューニング。

その様子
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私がベースやって、仕上げをハニーがやるというもの。ハニー、結構低めのチューニングが好きみたいでしたよ。

シャムスと絡むナセル爺ちゃん
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隣はミモにFacebookをやってもらってるハニー。

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パソコンできないらしい(笑)そして、動作一つ一つが早すぎる。

な具合でした。正直必死でした。

途中32分のロールが続くソロパターンを1分くらい続けたりとかザラだったんで楽団ねこは聞いてビビるかな?


腕がもたない


という場面がなんどもありました。しかも音が大きくないとだめなんでどんどん腕が死んでいきます(笑)

そんな感じやったんで、本当にハミスと真逆。

しかし、本当に楽しいひと時でした。

滞在中またレッスンいきたいと思います。

で一つ感動したのが始めてトモキと呼ばれたこと。みんなトムキかハミスはティムトでしたからね。

さくちゃんいわく耳がいいんだとか。

で15:00くらいから22:00くらいまでナセルにいました。姫は体調悪いのと極度の人見知りなんでぐったり。

そうそう、そしたらナセルが風邪薬おごってくれたんです。
また帰り道にミモも風邪薬おごってくれたんです。優しい!

俺が俺が!で良いことを全力でしてくれるって素晴らしい。嬉しかったです。

ウードもさわれたし、いっぱい課題もらったし、みんな優しいしでまたまた興奮な1日でした。

最後に、通訳してくれたさくちゃんありがとう。辛いのにずっと待っててくれた姫、ありがとね。





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