北九州において、この一週間で感染者が増加しています。
今まで皆様には自粛要請にご協力頂いていただけに、極めて残念な限りです。
感染者の数値的な増加には、様々な理由が挙げられています。
政府専門家会議によるPCR検査基準の緩和を受けて、北九州市においてはより積極的に無症状の濃厚接触者への検査を行いそれが数値として現れた等々...。
確かにそのような一面もあるかもしれませんが、全国的にPCR検査数が増加している現状においては、説得的な理由にはならないと考えます。
様々な情報から総合して言えることは、自粛緩和を受けて、無症状の感染者の方々が徐々に動き始め、その結果、気付かぬうちに感染が拡大し症状として現れるに至ったということ。
医療施設等でのクラスターも発生しております。改めて警鐘を鳴らすとともに防護用具等、感染拡大防止のための万全なる準備を徹底して行わねばなりません。
感染は誰の身にも起こりうるとのご認識の下、ご家庭において・職場において・プライベートの空間においても、3密の回避・うがい手洗いの励行・ソーシャルディスタンスの確保等のご協力をお願い致します。
この基本事項の励行が何よりも1番の特効薬と考えます。
北九州市は全国的にも医療施設が充実した都市と評されています。
全国的には第1波が収束を迎えつつある中で、このピンチをいかに乗り切るか。
今目の前にある北九州の危機を打破するためにも、お一人お一人のご理解ご協力の程を切によろしくお願い申し上げます。
三原 あさと
追記
昨日、福岡県より北九州地域における特定施設の営業自粛要請と国から補償に上乗せした施策が発表されております。
しかし、それだけでは不十分とのお声を頂いております。
来たる6月議会において、さらなる施策要望を行っていきます。