2008年に開催された「洞爺湖サミット」で全世界にその名を知らしめた洞爺湖。ここは大雪山旭岳、道東の阿寒湖と並ぶ北海道最強のパワースポットの一つで、洞爺湖エリア周辺には「龍の座」とも呼べるピンポイント的にエネルギーが集結しているスポットがあります。ここでは風水の観点から洞爺湖のエネルギールートを解明し、エリア周辺にある秘所、3つの「龍の座」に皆さんをご案内します。

 

「龍が水を抱く」パワースポット・洞爺湖

「洞爺湖の風水」を語る時、忘れてはならないのが湖の北にそびえる羊蹄山です。羊蹄山は祖山(そざん)と呼ばれる北海道の風水エネルギーの噴出口。ここを発した「大地の氣」は風水エネルギーのルート・龍脈(りゅうみゃく)に沿って、札幌をはじめ北海道西エリアから道南へと様々な場所に流れていきます。

  (提供元:柏艪舎・らくらく風水トラベル・北海道パワースポット探訪)

 

祖山からとび出た「龍」は利尻富士・羊蹄山・駒ヶ岳を直線で結ぶ「蝦夷富士三山レイライン」という直線ルート(イラスト参照)でダイレクトに洞爺湖に到達。周囲の外輪山に守られた豊かな湖水に「氣」=風水エネルギーを蓄えます。

 (提供元:柏艪舎・らくらく風水トラベル・北海道パワースポット探訪)

周囲の山々が内部に「水」を抱く地形を風水では「山環水抱(さんかんすいほう)」と呼び、強力なパワースポットと定義付けています。ここ洞爺湖一帯はまさにその条件を満たすエリア。中でもエネルギーを蓄えた湖水の中心に浮かぶ中島(地元名称は大島)は、上記イラストでもおわかりのような「とぐろを巻く龍がその蹄で玉を握る」場所で、「龍の座」とも言える風水上重要なスポットとなっています。

「龍の座」 その1  洞爺湖中島の大平原

それでは、洞爺湖温泉街から出ている洞爺湖汽船の遊覧船に乗り込み、第一番目の「龍の座」・中島に渡りましょう。

 


中島に到着したら、まずは桟橋の左手にある大黒、恵比寿、菅原道真を祀る3つの祠で参拝し、ご利益をいただきます。その正面、アイヌの乙女と戦士が桂の木に化身して結ばれたという伝説がある「ウンクル・セトナの桂の木」というご神木では、縁結びのパワーもゲットできます。

参拝を終えたら、いよいよ中島の「氣」が凝集している「龍の座」・大平原に向かいましょう。森林博物館横のゲートを抜け、ウッドチップで整備されたトレッキングロードを歩くことおよそ40分で大平原に到着します。

 

大平原は何の変哲もない草地ですが、先ほどのイラストの「龍の蹄が握る玉」に該当する場所。北から来る羊蹄山のエネルギーを左右と後ろの山がブロックする地形で、風水上では「四神相応(ししんそうおう)の地」と称する最強のパワースポットとなっています。

「龍の座」 その2  火の山・有珠山

洞爺湖の南に位置する有珠山は、先ほどのイラストで見た「洞爺湖を囲む龍」の頭に該当する場所。直径約1.8kmの外輪山を持つ二重式火山で、今でも噴煙を上げているその山頂ではパワフルな波動が感じられます。

洞爺湖の「龍の頭」を目指して有珠山ロープウェイに乗り込み、いざ山頂へ。ロープウェイの窓のすぐ下には昭和新山が、またその先には洞爺湖と羊蹄山の姿も。眼下に広がる壮大なパノラマ風景を楽しみながら、およそ6分の空中散歩であっという間に山頂駅に到着します。

 

山頂駅にある「洞爺湖展望台」で洞爺湖から吹き上げてくる爽やかな「水=陰のエネルギー」を存分に吸収したら、次は第二の「龍の座」に足を運びます。

展望台先にある269段の急な階段を降り、さらに頑張って歩くこと20分。「火口原展望台」の銀沼の大火口では噴煙を上げている火口から直接「火=陽のエネルギー」を取り込み、「元気の源」をチャージできます。

「龍の座」 その3  レイライン上のパワースポット・虻田神社

洞爺湖中島が「龍の蹄」、有珠山が「龍の頭」とすれば、「龍の心臓」に当たるのが、洞爺湖の守護を司る虻田神社。洞爺湖を経由して駒ヶ岳に南下してくるレイラインは神社の参道を通過しており、祖山・羊蹄山と神社の「氣」をダイレクトにつないでくれています。

 

本殿を参拝して「氣の浄化」を終えたら、左手にある「龍参道の鳥居」をぐぐり、神社の裏山に設置された第三の「龍の座」、パワースポット・龍の卵に向かいましょう。

 

パワースポット・龍の卵とは、レイライン通過点に設置されたモニュメントストーン。結界内の丸い石には「洞爺龍のパワー」が凝集されており、本殿脇にある「むすび石」(300円)に願い事を書いてここに結びつけておくとその願いが天に通じて叶うと言われています。

 


虻田神社のご祭神は五穀豊穣や商売繁盛を司る恵比寿大神と農業・漁業の守護と疫病などの災難厄除を司る稲荷大神です。もちろんその願い事は金運アップや縁結びといった身近なものでも良いのですが、時には広大な洞爺湖のごときスタンスで「コロナウイルスなど疫病の退散」や「人々の心の安らぎ」といったグローバルな内容をお願いしてみれば、より多くの「天の氣」をいただく事ができるかも知れませんね。

乃の風リゾートで風水ステイ!

パワースポット・洞爺湖の秘所、3つの「龍の座」を巡る旅でオススメのホテルが、洞爺湖温泉にある「ザ レイクビュー TOYA 乃の風リゾート」。ゆったりと時間を過ごせるゴージャスなお部屋や地元素材を使ったこだわりの料理もさることながら、風水の観点からみると洞爺湖のパワーを効果的に吸収できる「仕掛け」が館内の至る所に見受けられます。

ホテルに一歩足を踏み入れると、フロントロビーの正面には雄大な羊蹄山の姿が!湖に面した広い窓から「洞爺湖の龍」が入り込み、館内全体をパワフルな「氣」で満たしています。

 

ホテルではすべての部屋が湖に向いて設計されている為、どの部屋からでも「パワースポット・中島」の優しいエネルギーを吸収しながらゆったりと「癒やしの時間」を過ごすことができます。

 

そして、ホテル最高の風水スポットが、スパリゾート館大浴場の屋上に設置された、乃の風名物のパノラマ露天風呂「TENQOO(天空)」。

絶景の露天風呂に全身を浸し、羊蹄山、洞爺湖、中島という3つのパワースポットの「氣」を取り込みながら、温泉に含まれる風水エネルギーを吸収する。そんな贅沢な「風水入浴」こそ、開運の旅を締めくくるのにふさわしいシーンと言えるでしょう。


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旅の前にここをチェック!

1.洞爺湖汽船の中島立ち寄りは例年4月下旬から10月末日の夏季運航シーズンのみとなっており、冬季は中島での下船ができません。

2.虻田神社から「龍の卵」までは山道の為、冬季は閉鎖されています。

3。「ザ レイクビュー TOYA 乃の風リゾート」は、宿泊客用にJR札幌発着と新千歳空港発着で送迎バスを運行(予約必要)しており、JR札幌駅からは無料、新千歳空港からは片道1000円で利用できます。

4.各種規制により施設利用および運行が休みとなることもあるので、公式サイトなどで事前にご確認ください。

 

2020年7月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

 

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