コロナの功績 | 「きたえちご米店」の店長 高崎美由貴のブログ
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金助農業㈱での農作業報告や農政のこと。それと、子育てを通して思う教育のこと。興味のおもむくままに行動する私の日常と感じたことを綴ります。

6年位前に町の教育委員になった。

教育委員になったら変えたいことがあった。

そんな権力は無いだろうけれど。

教育委員になってすぐ、

教育長と話をする機会があったので、

これを言った。

「何を言ってるの?」と失笑された。

 

それは計算ドリルと夏休み宿題だ。

計算ドリルの歴史は長い。

私の子どものころからあるんだから、

相当長い。

でも、あれは子どもも親も心底疲れる課題。

ドリルは繰り返し使える経済的なテキストだけど、

あれは問題をいちいちノートに書き写さなきゃいけない、

という最大の難点がある。

ちょうど、小学校3、4年生くらいになると、

計算も高度になり、3桁×2桁とか、

3桁÷2桁など、問題を書き写すことも

計算問題自体も難しくなり、

かなりの労力を使う。

だから、良いのだという先生もいるが、

私は、計算の練習をするのであれば、

それに特化したやり方の方が良いと思ってる。

公文式の信者だからということもあるが、

書き写すことに力を使って、

たくさん練習をしたような気になっているが、

計算練習自体はとても少ない。

何度もやるには大変過ぎるのだ。

ノートと計算ドリルを開き、

問題番号ごとに順番に問題を書き写すという力は相当なもの。

問題番号、割られる数、割る数、それを何度もノートとドリルを往復する。

かなりのことを要求している。

書き写す段階で数字を間違えると、

いくら計算がただしくても間違いになる。

こんなしんどい無駄なことは無いと真剣に思ってた。

そのことも言ったけれど、

問題を書き写すことも大事なんですよと、

当時の教育長に言われた。

 

もちろん、一教育委員がそんなこと言ったって、変わるわけがない。

 

そんなことから6年、

世の中はコロナ禍になり、

小中学生にタブレットが配られ、ICT教育が一気に進んだ。

タブレット学習の中にキュビナという学習ソフトがある。

その子に合わせて計算問題が出てくるもの。

同じような類題をたくさん解いて、

ある程度正解をすると次の段階へあがれるという、

習熟度別ドリルだ。

問題を書き写すこともなく、

すべてタブレット上で解決する問題集だ。

今後、計算ドリルからこれに変わっていくようだ。

 

私の念願だった計算ドリルを無くすが、

こんな形で実現する。

 

夏休みの課題を無くす話はまた今度。