にわばき2019 | 「きたえちご米店」の店長 高崎美由貴のブログ

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金助農業㈱での農作業報告や農政のこと。それと、子育てを通して思う教育のこと。興味のおもむくままに行動する私の日常と感じたことを綴ります。

今年の稲刈りが終わり、
にわばき(稲刈り慰労会)をしました。
うちの小麦粉を使ってくれている豊栄の
「フランス食堂清水」さん。
本格的なフランス料理をお気軽に、
をコンセプトにしているお料理屋さんで。
知り合いの知り合い。
地場の物を使いたいとうことで、
うちは小麦粉と今年はメークインをお試ししてもらいました。
あとは、里芋もかな。

夜、宴会するとなると子どものいるところは難しいので、金助ではいつも昼間にやってます。
午前中少し仕事をして、
お昼から慰労会をして、その日は解散。
ひとときの休息です。

来週からは大豆の収穫も始まるので、
農作業は終わらない。
とりあえず、区切りが良いのが稲刈り後というわけです。

今年の作況は、まぁまぁです。
うちの感覚としては、作況指数100くらいかな。
単収(1反あたりの収穫量)だけをみると102くらいだったと思えるのですが、
等級がイマイチ。
全体の半分くらいが二等となってしまった。
北越後管内では20%未満とも言われているので、
それを考えると良い方。

原因はあのお盆過ぎ8/14,15頃の猛暑が影響している。
出穂してからの二週間辺りの高温障害。
タンパク質成分が高くなり、
白っぽい米が増える。

前にも書いたことがあるんだけど、
等級というのは整粒(綺麗な米粒)の割合でつけられる。
30キロ米袋を一つずつ抽出し、
1000粒の中に整粒でない粒がいくつあるかを数える。
そこから整粒歩合を割り出し、
何%以上が一等、、、というふうに。
等級はあくまで見た目。
味に関係ない。
等級が低くても美味しいお米はあると思う。
でも、言えるのは、等級の高い米一等米は、
きちんとした管理からしか出てこない。
だからといって二等米は管理不足かといえば、
今年のような年は言えない。

敵機に肥料をまき、畔除草、防害虫防除を行っていれば防げるものもたくさんある。
手間をかけて本田の草取りなども。

そういう当たり前のことをしていれば、
普通は一等米になる。

でも、結局のところ、天候天災にはどうすることもできない。

暑さによる肥料不足が原因と言われても、
それを前もって見越すこともできないし、
肥料が多すぎても、悪影響を及ぼす。

早生品種のこしいぶき、こがねもちは比較的良く、全量一等だった。
コシヒカリは二等が多く出てしまった。

お盆過ぎには気温がやや下がり、
夜には涼しくなるというコシヒカリに最適な環境にならない年が続いてる。

新潟県の誇る米コシヒカリ、
これから先も作っていけるのかしら。