うちの米について | 「きたえちご米店」の店長 高崎美由貴のブログ

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金助農業㈱での農作業報告や農政のこと。それと、子育てを通して思う教育のこと。興味のおもむくままに行動する私の日常と感じたことを綴ります。


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Facebookにも書いたのですが、

先日、いつもお米を買ってくれる人が、
嬉しいことを言ってくれた。
「金助さんのお米って、何か違うの?」
「コシヒカリでも種類が違うの?」と。
うちのお米も定期的に購入してくれてるお客さんなのだけど、
秋には親戚からももらうことがあって、
そのお米と比べると、
うちのが美味しいらしい。

炊きたてはそれほど差はみられないけど、
冷やご飯になったときに、
全然違うとのこと。

温め直しの味は歴然だし、
子どもたちの食べッぷりも全然違うとのこと。

それに黒い着色米の数も少ないよねと。
うちのはほとんど気にならないくらいらしく、
10kgの中に見つけるのは1粒くらいなのに対し、
他の方のは毎回1つくらいあったとのこと。

この黒い米粒というのは、
原因はカメムシ被害なのです。
穂が出てからの米の汁をカメムシは狙っていて、
カメムシが米の汁を吸うと黒くなります。
その米を食べたところで、
害はないらしいのですが、
見た目にも気になりますし、
食べたくないですよね。
それにこれが1000粒の中にいくつかあれば、
等級は落ちます。

そうならないためにまずは、
カメムシの被害を減らす必要があります。
カメムシは畔から入ってきます。
畔の草がボウボウに生えていると、
そこにカメムシがひそんでいて、
ほ場に入ってくるので、
定期的に畔の草管理を徹底すること。

また、防除の時期にきちんと防除をします。
これは農薬散布のことです。
予防ですね。
これをすることにより、
絶対数のカメムシ被害を減らします。

そして、それでも被害はゼロにはできないので、
脱穀の際に光選別機にかけて、
着色米を取り除きます。
これももともとの数が少なければ、
取り除く精度も上がりますが、
たくさん黒い米があれば、
一度の選別では精度は下がります。

うちはカメムシ被害の数を減らすことと、
それを取り除くこともやっているので、
炊飯器に入る着色米はかなり減らせると思います。
それでも100%ではないですけどね。

そして、コシヒカリの種類についてですが、
うちのコシヒカリは従来種というもので、
農協のコシヒカリBLとは違うのです。
BLの意味は「いもち病に強い」という意味の頭文字です。
平成の大凶作を受けて農協が品種改良を重ねてできた品種です。

これによりかなりいもち病の被害は防げたと思われますが、
コシヒカリに極力近づけた別のものなのです。
味の違いはほとんどないということなんだけど、
わかる人にはわかるそうな。

昔ながらのコシヒカリ、従来種を好む人もいらっしゃいます。

新潟県産コシヒカリで世間に出回っているものは、
ほぼコシヒカリBLなのではないでしょうか。

興味のあるかたはぜひ、
ご自分の目と舌で、金助のコシヒカリを
見極めてください。

従来種のコシヒカリをお試しくださいませ。

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