こんにちは、うつ病闘病中の主人と生きるぴよこです。

今日はうつ病の人がしてはいけないことをお話します。

それは


大きな決断!です。


まず、うつ病と診断を受けたからには
通常の精神状態でないことを自覚しなければなりません。

でもこれ
うつ病本人からしたら本当に難しいこと。

今まで共に生きてきた自分の頭、脳、心を
急に通常の精神状態でないと言われたところで
到底実感もできないし受け入れられません。

だからこそ
周りでサポートする方がいるならば是非気をつけてあげたい点です。



うつ病にかかってまずぶち当たるであろう大きな問題は
ほとんどの人にとって
【仕事をどうするか】
だと思われます。

ここで本人はまず
「こんなミスばかりで、頭もいっぱいいっぱいで考えられない状態では仕事どころじゃない」
  ↓
「辞職するしかない」

こんな考えになるんです。
しかも、それしか選択肢がないように思っています。

ここでサポートする人は
「休職という手があるよ」
と選択肢を加えていただいて
「休んで様子を見てから、辞めるかどうかはゆっくり考えよう。辞めるのはいつでもできるよ。」
と優しく、そして力強く薦められたらベストです。


そして
大きな決断のもうひとつ。
パートナーが居る人は【離婚】についての決断。

実はぴよこ夫婦も直面しました。
こんなに想い合っている(と自分では信じてる)夫婦も居ないであろう、そんな私たちでも!です。

主人は言いました。
「こんな自分の介護でぴよこの一生を奪うのは忍びない」
「離婚して素敵な人と一緒になって」
「自分もぴよこを苦しめているという現実から逃げたい」
「二人の幸せの為には離婚しかない」

隣で冷静に聞いていたぴよこですが
さすがに「別れたい」の言葉を愛する主人から繰り返し言われて弱ってしまいました。

悲しむぴよこを見て
「本当はずっと一緒に居たいんだ」
と言った主人。

そこでぴよこはこんな風に言いました。

「半年後、まだあなたの気持ちが変わらないようだったらその時改めて離婚を検討するよ」

主人は具体的な期限が決められたことで多少気持ちが落ち着いたようです。

そしてその日は1日【離婚】にこだわっていた主人も
翌日以降はわざわざ口にすることはなくなりました。


また思い出して【離婚】に固執する日も来るかもしれません。

でも

そんな日を繰り返しながら
のらりくらりでいいから
大きな決断は引き伸ばして行こうと思います。

いつか
そんな日もあったなと思える日が来ます。
その時まで
大きな決断はおあずけにしましょうね。



※大前提として【自死】という決断はあってはならないので外しました