みんな大好きドニー・イェンの新作である。

ブルース・リーの師匠イップ・マンの生涯を描くシリーズ3作目。


いわば、カンフー大河ドラマである。

実際、なかなかのボリューム。

この新作では、ストーリーの柱が3つほど、ぃや、4つだっただろうか。

記憶が曖昧で恐縮ながら、目いっぱいに詰まっていた。

 

どこまでが史実なのか、どうでもよくなるくらいのフィクション風味だ。

道場問題。

異種格闘技問題。

病院問題。

そして、教育問題。

 

人が家庭を持ち、子を持ち、経営者となったなら降りかかるであろう難題の数々。

ちょいちょい、カンフーを忘れそうになって危ない。

でも、ご安心、解決策は常にカンフーなので。

カンフーあっての、愛である。


案の定、2作目を観ていない当方で恐縮ながら、ほとんど問題がなかった。

各エピソードがきちんと処理されるので、3本立てといった趣。

 

 

 

ドニー・イェンは汗一つ流さない!平素は涼しい顔をしており、時々、弱り顔。

カンフー・アクションのキレはますます冴えわたり、見逃すほどの速度。

 

マイク・タイソンが登場するのだけれど、ボクシング・シーンはもちろん。

俳優としてやっていけるんじゃないかというレベル。芝居カンが良いので驚く。

 

道場問題のマックス・チャンがカッコよく、教育問題のパトリック・タムもカッコよく。

 

イップ・マン妻、リン・ホンが美しい!179㎝、53kgって本当ですか。

非常にスレンダーで、体の厚みが文庫本並み。伝わりにくかったらすみません。

 

ウィルソン・イップ監督は、心情を丁寧に描く主義。

思うに、各種の準備をきちんと整えたい人なのかなと想像する。

というのも、対戦する場のセットも常に見事なのだ。

 

 


通底しているのは、愛である。

家族愛で、カンフー愛で、人を思いやる愛。

 

それらを纏って、カンフーが炸裂するのだから。

しかも、だ。

アクション監督は、あのユエン・ウーピン

代表作は『酔拳』で『蛇拳』で『マトリックス』で『グリーン・ディスティニー』で『キル・ビル』って、ぐうの音も出ないとはこのこと。

 

各種の闘い方を網羅して。

愛情いっぱい詰め込んで。

ブルース・リーのそっくりさんで笑ったりなんかして。

 

それにしても、ドニー・イェンのカンフー映画はどれを取っても映像が美麗だ。

スタイリッシュである。

動きも衣装もセットもキレイで、あまりにも整っているので、いつも少し笑ってしまうことをお許しください。

 

 

 

映画 スクリーン

 

『イップ・マン 継承』
葉問3/Ip Man 3
2015年・中国/香港
監督: ウィルソン・イップ
アクション監督: ユエン・ウーピン
音楽: 川井憲次
出演: ドニー・イェン、リン・ホン、マックス・チャン、マイク・タイソン、パトリック・タム、ケント・チェン、チャン・クォックワン

 

 


人気ブログランキング

 

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

 

※鑑賞の感想です。情報に誤りがございましたら御一報頂けましたら幸いです。

AD

コメント(8)