「被告 広島地方検察庁検事正」という訴訟

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昨日,広島家庭裁判所の廊下にある掲示板に,「被告 広島地方検察庁検事正」と表示されている訴訟があった。

 

ただこれは,広島地検検事正が個人的に訴えられたものではない。

 

家庭裁判所に管轄がある事件では,場合によっては死者を被告として提訴しなければならない訴訟がある。

 

例えば,死後認知を求める訴訟などだ。

 

だが,死者は訴訟活動をすることができない。

 

そこでこのような場合,検察官が被告役となり,原告は検察官を相手取って訴訟を提起することになる。

 

検察庁法5条は,「検察官は,(中略)公益の代表者として他の法令がその権限に属させた事務を行う。」と定める。

 

検察官が「公益の代表者」と呼ばれるゆえんである。

 

ただ,実際には,掲示板に表示されているとおり検事正が法廷に立つことはなく,下っ端の検事が法廷に立つ。

 

上下社会であることも検察の特色である。

 

 

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