弁護士はなぜお金を請求するのか?

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刑事事件の被告人に検察側の証拠内容を確認中,広島拘置所から接見を打ち切られて被告人との秘密交通権が侵害されたとして,広島弁護士会所属の弁護士が,国に対して慰謝料など144万円の賠償を求める訴訟を提起した(http://www.asahi.com/articles/ASH7Q56JSH7QPITB015.html 朝日新聞デジタル「「接見打ち切りは秘密交通権侵害」 弁護士、国を提訴」平成27年7月23日)。

 

一般の方には分かりにくいかもしれないが,これはお金が欲しくて訴訟を起こしたのではない。

 

仮に勝訴したとしても,同種事例に照らせば,認められる賠償額はせいぜい数万円。

 

手間暇を掛けても大赤字である。

 

本当に欲しいのは,「拘置所の行為は違法」という裁判所の認定なのだ。

 

だが,民事訴訟を提起するには,「訴えの利益」という要件が必要である。

 

「訴えの利益」とは,原則として経済的利益だ。

 

だから,「拘置所の行為は違法であることを認めて下さい。」という訴訟を提起したとしても,「訴えの利益」を欠くとして却下(門前払い)されてしまう。

 

「お金を払え」という訴訟を提起すれば,却下されずに判決をしてもらえる。

 

だから弁護士は,仕方なくお金を請求する訴訟を提起するのだ。

 

 

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