2011年1月 - 「雪」 | きた産業のスローなブログ

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会社のトピックスや出来事を、「スロー」に記録・発信するブログ。文章は、当社の各部門のスタッフが書きます。

23日の駆け足で、雪の新潟と福島に出張しました。年の初めのご挨拶をかね、清酒メーカーを中心に回らせていただいたもの。(日程の都合で回りきれないお得意先が多かったこと、失礼の段お詫びいたします。)


数年ぶりの新潟訪問と、十数年ぶりの福島訪問は、「縮小市場の中でも品質の設備投資を怠らないお蔵」、「グローバル市場に積極的な若い蔵元」、「スパークリングや和リキュールの話題」など、活力や底力を感じるものでしたが、今回は仕事ではなく「雪」をご紹介します。



今年の日本海側の連日の雪は、テレビでもよく報道されるところ。これは新潟県の阿賀町津川。道路は除雪してあるけれど、屋根の上の雪は1mくらい。
新津市の雪


津川から福島県の会津若松へ列車で移動。「JR磐越西線」というローカル線をご存知ですか? 1時間40分ほどの旅。大雪の中、津川駅から列車に乗るのはわずか4人。
新津駅


磐越西線は単線。乗り降りする人とてない「上下列車すれ違い駅」にて。反対行きの列車も乗客は僅か。
徳沢駅


今回、特に雪深かったのは福島の榮川酒造さんの磐梯蔵磐梯山の観光道路「磐梯ゴールドライン」沿いにある。ちょうどうまく除雪車が来ていて、道を確保。
磐梯山


道沿いの家の「つらら」は、1mを優に超す。
福島県 磐梯山


ようやく榮川酒造・磐梯蔵
へ到着。一面真っ白。車は四輪駆動です。
栄川酒造様


なお、雪のないときの写真はこれをご覧ください。

http://blog.goo.ne.jp/kita-slow_blog/e/dd871836bea7afc60c08c6ac1f509de2


こちらは
磐梯蔵に隣接する直売店の「ゆっ蔵」。屋根の雪の厚さもさることながら、周り一面、雪、雪、雪。
ゆっ蔵



新潟と福島の蔵元の活力と同時に、雪国の大変さを痛感させられた出張でした。



代表取締役 喜多常夫