ベタ基礎の床下浸水から水の排出

同じような水害で、ネットで調べてる人のために特別記載。

いいなと思ったらなんか残して行ってね!

 

2019/7/24

帰宅した際、ユニットバスからシューシューみたいな高い音がしている。

すぐに住宅を建てたメーカーに電話連絡。(築18年)

ガスか水漏れの可能性だが、ガス漏れの場合、ガスがストップするので、漏れはないとのこと

水の場合、これもメーターでわかるので、漏れはないとのこと。

 

2019/7/25

午前中、メーカーのメンテナンス担当者から電話。

ガス漏れ、水漏れ、またはバイブ、またはおもちゃのぜんまいの可能性もあるとのこと。

緊急性はないとのことで、土曜日の午前中に来てもらう。

今日は会社ですぐには帰れない(片道2時間)、明日はメンテナンス担当者が休みらしい。

 

2019/7/27

給湯管の劣化からピンホール発生。そこから水がチョロチョロ吹き出る。

ベタ基礎の浸水は2~3センチ程度。

 

(住宅メーカーのメンテナンス担当者)チリトリのようなので掻き出す。またはバスタオルにしみこませる。家族総出でガンバルしかない。または自然乾燥。2か月以上たつとカビが発生するかも。

床下点検口は危険だから閉じておくように。

(水道の緊急修理業者)2~3センチしかないから自然乾燥が一番。床下点検口は危険だから閉じておくように

(ネット検索)タイルで地道に水をとる。扇風機で乾かす。チリトリで掻き出す。

 

どれもこれも、体力勝負で実用的でなく、納得がいかない。

そして夏場で作業するには暑すぎる・・・

水は毎日どのぐらい曳くのか観測しても、全然なくならない。

こまったこまった・・・

考えろ、考えろ、考えろ!!

 

7/28

そしてとあるページにたどり着く。

現場監督がベタ基礎から水を抜く方法。

それは、サイフォンの原理!

ホースを水側に、排出を水より低い道路に設定。そして片側を口で吸いこみ水を排出できるらしい。

 

テスト1 7/29

前日に購入したホースはアクアリウム用の細いホースで長さ5メートル。

飲まなきゃ大丈夫大丈夫・・・と自己暗示をかけて吸い込んでみるも、

50センチの吸い上げができずに断念・・・

 

テスト2 7/29

灯油ポンプでバケツにくみ上げ。

これは、くみ出し口の水面がすぐに上がってしまうので、断念。

プシュプシュし続ければいいけど、くたびれるので断念。

 

テスト3 8/1

エーモン工業 amon Y99 [給油ポンプ]の先にホースをつける。価格はおおよそ1000円未満

 

 

 

これが大成功!(この日は有給休暇)

 

 

散水ホースをつなげて、水面より低い道路に排出。

プシュプシュするだけで、おおよそ1時間で1センチ水が曳いた。

でも残り1センチで空気を吸い込み断念。

 

テスト4 8/1

ホースの先を常に水面に垂直にする。

これは、何かの棒の先に括り付け、垂直に保てばOK

これで、おおよそ30分で0.5センチ水が曳いた。

残り0.5センチ

この日はここまでで断念。。。

何か楽な方法を考えろ、考えろ。。。

テスト5 8/3

吸い込む面の表面積を少なくすればいいんでは?

ということで、直径13ミリの吸い口を半分の面積にして実験。

吸い口を半分にするのに使ったのは、タ○ポ○のガイド。

これがほぼ成功!(常時プシュプシュやってなきゃいけないのが面倒)

そして水面は残り0.2ミリになった。

 

テスト6 8/3

そして残り0.2ミリ。

ここは地道にタイル用スポンジで水を吸い上げてはバケツに絞る作戦。

参考にしたのはグランドや道路の水を吸い込むスポンジのサイト。

近くのホームセンターで水含みのいいタイプを1個購入。価格は忘れたがおおよそ500円

 

250×165×70 タイル用スポンジDX E-Value 40315186

作業はバケツ1杯程度。

これで表面の水はなくなるが、他から染み出てくる。

 

テスト7 8/3

扇風機で乾かす。 コンクリートが徐々に乾いていく。

でも、これでは床下のにおいがくさいのと、点検口を開けておくのは危険ということで

 

テスト8 お座敷扇風機を使う。 今週末予定

床下の高さはおおよそ50センチ。この扇風機の高さは45センチ

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