政府・マスコミは信用ならない | 世界と日本の真実

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政府・マスコミは信用ならない

 

 

 

 

 

 

 

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「本当にそんなに危険なものなら、政府が許可するわけがない!」

「本当にそんなに大事なことなら、メディアが報じないわけがない!」

僕の発信を見てくれたり、講演を聞いてくれた人から、よくこんな声を頂きます。

 

「戦争」は、当時のいわゆる「お上」主導で行われました。

様々な見解が飛び交ってはいますが、「国民」主導でなかったことは確かでしょう。

 

NHKが本放送を開始したのは1953年。

当時唯一のマスメディアであった「日本ニュース」は、

いかに日本軍が強力で、負けている時でも勝っているかのような報道を毎日続けたと言います。

あのジョニー・デップが主演をつとめ、水俣病の惨状について描かれた映画『MINAMATA』。

今年公開が決まり、あらためてスポットライトが当たっている「水俣病」。

 

これは、ビニールをつくる際に発生する「メチル水銀」を工場廃水として海に流し、

そこにいた魚や貝を食べた人たちに症状が出たものです。

 

死者の数は熊本県、鹿児島県を中心に2,000人近くにのぼり、

被害を受けた人は15,000人以上で、それは今もなお続いていると言います。

この汚染を引き起こしたのは『チッソ』という当時の日本の産業の中心にいた大企業で、

政府はこの企業の操業を規制することができたのに、

工業立国を重視したのか、規制をしなかったことが裁判で指摘されています。

 

 

結局、政府がメチル水銀が原因だと正式に認めたのは1968年、

最初の患者が確認された1956年から10年以上たってからで、

もっと早くに認め、規制していれば被害を最小限に抑えれたでしょう。

 

 

政府と電力会社の馴れ合いによって「安全神話」まで生んだ原発は、

10年前に世界最悪レベルの事故を起こし、その傷跡はいまなお癒えていません。

除草剤である「ラウンドアップ」に含まれる「グリホサート」の

発がん性を巡る裁判について、

「これを使用していたためガンになった」という原告の訴えを米カリフォルニア裁判所は認め、

ラウンドアップの商品をつくっていた米モンサント社に100億円単位の賠償を命じました。

 

 

その後も、その発がん性を巡って10万件を超える訴訟が起こされ、

米モンサント社を買収した独バイエル社は合計で実に1兆円を超える支払いを行うことになりました。

WHOも2015年に「ヒトに対しておそらく発がん性がある」と公式に認め、

世界では全面禁止や規制強化が急速に進むこのグリホサートですが、

日本では学校給食パン14製品を調査したところ、

国産原料100%だった2製品を除きいたすべてから検出されました(農民連食品分析センター調査)。

政府やメディアを敵対視しようとか、

疑心暗鬼になってなにも信じることができなくなろう、

 

という話をしたいわけじゃないんです。

分断はなにも生まないどころか、間違いなく状況を悪化させますから。

 

ただ、「思考停止」に気をつけて、自分の頭で考えて行動しよう、という話がしたいんです。

 

政府もメディアも情報も「人間」がつくるもので、

そのつくる「人間」が完ぺきじゃない以上、完ぺきにはなりえないんです。

だから私たち1人ひとりが考える必要があるんです。

 

僕が好きなマンガ『DEATH NOTE』のニアというキャラクターのセリフを引用します。

“何が正しいか正しくないか 

 

何が正義か悪かなんて誰にもわかりません

…もし神がいて神の教示があったとしても

私は一考し 

 

それが正しいか正しくないかは自分で決めます”

「自分から知り、自分の頭で考えて判断し、自分の選択には自分で責任をとる」

「おかしいと思ったことには、勇気を出しておかしいと声をあげる」

これが人間がこれまで失敗を繰り返し、試行錯誤の末にたどり着いた、

現時点で他の仕組みよりベターだとされる、

「民主主義」というものの本質だと思います。

 

憲法が現行のもののうちは、

この国の最高権力者は、総理大臣でも天皇でもなく、「あなた」です。

 

 

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