何日か前ですが、おつかいをしに行こうと自転車に乗ってました。

 

バス通りを走行してると、左の細い脇道からいきなり自転車が出てきたんです。

 

んで、横から思いっきりぶつかられて俺は派手に転倒。

 

その時ですが、両手を地面についてしまい、左肘と左手首に激痛が走りました。

 

あまりの激痛に左肘を押さえながら顔を歪める俺。

 

 

ぶつかってきたのは、うちの親ぐらいの年代の巨漢なオヤジ。

 

「いなかっぺ大将」の大ちゃんみたいな身体してた。

 

そのオヤジは何も言わずに俺の自転車を起こすと、しばらく無言で俺を見てました。

 

んで、「どうなの?」などと聞いてきたんです。

 

「どうなの?」じゃねえだろばか!!

 

人にぶつかっておいて

 

侘び入れるってことを知らんのか!

 

思わずぶち切れそうになりました。

 

 

……俺は激昂して怒鳴りたい気持ちをグッと堪え、

 

「気を付けてくださいよ。

 

こっちがバス通りで優先なんですから。

 

そこに一時停止の標識も出てるでしょ」

 

文句を言いました。

 

んで、俺は激痛のあまり、左肘を押さえたままその場にしゃがみ込みました。

 

「……大丈夫?」

 

「いや、マジで痛い!」

 

すると、オヤジは俺の背中を軽くポンと叩き、

 

「男の子なんだから大丈夫だぁ!」

 

などと軽い調子で言い、俺をその場に残したまま、自転車で去っていきました。

 

「大丈夫だぁ!」の言い方が、まるで志村けんの「だいじょうぶだぁ」のイントネーション 笑。

 

オヤジは結局、ひと言の謝罪もないままでした。

 

 

そして、痛みが全然引かないままスーパーに行ったんですが、

 

左手で買物カゴを持って、右手で牛乳を掴んでカゴの中にゴトッと入れると、

 

その重みで左肘に再び激痛が走りました。

 

こりゃ骨折してるのかなと思って…。

 

その日は左腕は痛くて全く使えませんでした。

 

痛みや腫れは酷くなるばかりで、左腕を上げたり肘を伸ばすのも出来ないほど。

 

両手でシャンプーをするのも出来ないので、右手だけで洗髪。

 

就寝中も寝返りを打つと、左肘に響いて痛むので、その度に目覚めてしまう始末。

 

 

……こんなんじゃホント困るので、翌朝一番で病院に行きました。

 

 

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かかったのは整形外科。

 

医師に事情を話すと、「具体的にはどの辺が痛いですか?」と聞かれました。

 

その瞬間、南海キャンディーズのしずちゃんのような体格のいい看護師さんが、

 

俺の両肩を背後からガッチリとホールドしたんです。

 

なんか嫌な予感がしました 笑。

 

案の定、先生は「これはどうですか?」とか言いながら、俺の左腕をひねったり

 

左肘付近の腫れてる個所を押したりするんですよ。

 

その度に激痛で悲鳴を上げる俺 笑。

 

整形外科だけあって、やはり骨折した患者さんも多いわけで、

 

しずちゃんのホールドも手慣れた様子でした 笑。

 

んで、とりあえずレントゲンを撮ることに…。

 

 

レントゲンを撮り終えて再び廊下で待っていると、

 

看護師さんが俺のすぐ横に来て、廊下じゅうに響くぐらいの大きい声で、

 

「おしっこがしたくなったらすぐに言ってね」

 

と、言ったんです。

 

思わず条件反射的に「はい」と答えそうになった俺 笑。

 

俺に言ったのかな?と思いきや、俺の横にいた車椅子のおばあさんに言ってたと…。

 

俺はまだ43歳で「下の世話」をされるような年齢じゃない 笑。

 

 

そして再び診察室に入ったのですが、レントゲンの結果では骨には異常ないとのこと。

 

しかし痛いものは痛い。

 

それも日常生活に支障が出てるレベルだ。

 

現状では激痛の原因が分からないので、とりあえず様子を見ましょうということに…。

 

んで、一応薬も処方してくれました。

 

 

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抗炎症剤付きテープ、痛み止め、そして胃薬。

 

医師からはまた8月の上旬に来院してくれと言われました。

 

 

……病院に行ってから数日経ちますが、痛みは相変わらず。

 

未だ洗い物をしたり、左手で窓を開けても痛みを感じるぐらい。

 

コカ・コーラの1,5リットルのペットボトルを持つのも結構辛い。

 

処方していただいた痛み止めを飲むと、ある程度は痛みも治まるのですが、

 

効果が切れると途端に痛くなる。

 

おまけに昨日からは肘一帯が派手に腫れてきてグロくなってます。

 

 

あの特攻オヤジのせいでとんでもないことになってしまいました。

 

ぶつかられて転倒した時、体重が全部左肘にかかって相当ダメージを

 

受けたのかなと思われます。

 

数年前から自転車の規制も色々厳しくなりましたが、自転車の事故も

 

危ないと身を持って分かりましたね。

 

それにしても頭だけは打たなくてホント良かった。

 

 

……現状からして怪我が完治するのにかなり時間が掛かるような気がしますが、

 

怪我が治ったらもっとフィジカルを鍛えなきゃなと思います。

 

激しいタックルやチャージを受けても簡単に倒されないぐらいの強靭なフィジカル 笑。