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さて、私たちは気持ちの変化を感じた時の表現として、「私は感動した」「僕はワクワクした」などという言い方をします(・∀・)。
しかし、よくよく考えてみると、決して「私」が能動的に感動したわけではありません。
「私以外の何ものかによって、『感動させられた』」というのが本当のところです(;^_^A。
もし「私」が能動的に感動したというのなら、いつでもどこでも自由に感動することができるはずです。
でも現実はそうではありません。
だからこそ「もう一度発奮してみたい」と刺激を求めて、映画を見に行ったり、スポーツ観戦をしたり、好きなアーティストのライブに行くわけです。
感情と言うのは基本的に「受動的」なものです。
自分以外の何かによって「感じさせられている」にすぎません。
だから感情を動かしてくれる「何か」がなければ、私たちは自分の意志では感動したり発奮したりできないわけです(ノ゚ο゚)ノ。
たとえば、宝くじに当たったとします。「大金持ちになった!」と思うかもしれませんが、それは間違いです。
「お金持ち」というのは「自分が欲しい分だけのお金をいつでも生み出すことができる人」のことです。
宝くじが当たっても、それを使い果たしたら、もう次のお金を生み出すことはその人にはできません。
「また当たらないかな」と祈るのが精いっぱいです(ノ_・。)。
受け取るだけの人は決して豊かにはなれません。与える人が豊かになるのです。
与えることは能動的ですが、受け取ることは受動的です。
また次に与えられるのを待っていることしかできません。実に無力です。
「勇気」とか「ヤル気」とかそういったものは、本来人から与えてもらうのではないのです。
自分の中から絞り出すものなのです。
「自分の中から絞り出す」というのは「行動を起こす」ということです。
「行動」は能動的な体験です。どんな小さな行動でもオッケーです
(^∇^)。
たとえば、感謝の気持ちを小さなプレゼントで表現してみる。
たとえば、「これって、いい言葉だな」と思ったらすぐに会話に中で使ってみる。
たとえば、なにか失敗したら、同じ失敗を繰り返さない方法を一つでも考える。
などなど。
ひとつ行動を起こせば、もうあなたは昨日のあなたより確実にレベルアップしています(o^-')b。
ちなみにヒトというのは「ヤル気スイッチ」で動くものではありません。「理由」で動きます。
この話はまた今度ということで。