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 正直者で真面目な人は、できるだけ安く売ろうとします。その心がけ自体は素晴らしいのですが、問題は「安ければ売れる」と考えてしまうことです。


 例えば通販番組などで「なんとこちらのデジタルカメラ、9,800円!さらに今なら、メモリーカード、スタンド、望遠レンズもお付けします!ヾ(@°▽°@)ノ」とかやってます。

 まぁ誰しも「おまけを付けるならその分安くしてよ」と思います。ですが通販会社もちゃんと考えてます。

 ただ安くした場合と、おまけ商品を無料で付けた場合、どちらが売れるかを比較しています。するとおまけを付けた方が売上が上がるのです。

 つまりお客は「安い」よりも「おまけ付き」に魅力を感じるのです。


 正直者が失敗してしまうのは、「お客が感じる価値」を高める努力をしないで、盲目的に安く売ってしまうからです。

 士業でも商品(サービス)にいろいろ特典を付けてみたりして値段を下げずに、お客が感じる価値を高めることは可能です。またそうしないと今後生き残りが厳しくなります(ノ_・。)。