学習障害(LD)の話になります。
興味のない方は、スルーしてください。
長文です。
 
昨日は、次男の学習障害の検査でした。
全3回の1回目。
1、2回目は作業療法士さん
3回目は心理士さんとです。
 
次男、漢字が苦手だと思っていました。
冬休み前の希望懇談で、
担任の先生が次男専用の懇談資料を作って
くださり、2時間半も懇談してくれたのです。
 
先生のお話を聞いて、点と点が繋がった私。
板書(黒板の字をノートに書き写す)は、
他の子の5倍以上かかるらしい!

夏休みの作文や長文を書く事にてこずって
いたこと。
年賀状を書いた時も、泣きながら怒って書
いていました。
字も安定感のない、ミミズがはったような
字。漢字は、この世に存在しない、新種の
漢字ばかり(笑)
 
下記のようなイメージマップを書かせるだ
けで、5分かかったと。
この言葉からイメージする言葉、さらに、
その言葉からとイメージを膨らませていく
作業。
先生、思い切って、黒板に書いて、口頭で
言わせると、もう一人の子で二人で5分間
で73個も!
正直、先生も驚いたそうです。
 
学習障害=記憶の問題と思っていました。
「文字を書く」ためには、頭も記憶も手も
目も使います。体も安定していなければ、
字は書けませんよね?
肩やひじ、手首など全身が安定していない
と鉛筆を持つ手先が使えないですもんね。
さらに言えば、眼球の動きが悪い場合や、
首を動かさないと、文字が追えない。
 
言語面の問題ばかりではなく、感覚や運動
能力に問題がある場合もあるということで
す。今回、この感覚や運動能力の検査をし
ました。
 
 
懇談後から、タブレットや答えを使って宿
題をしています。読めれば、調べられるし
ね!先生が「3回書いて、覚える子もいれば
、100回書いて覚える子もいますよね?
どっちが、えらいわけでもないでよね?」
って。
 
ついつい、苦手の底上げに目を向けてしま
う、親心。
一番苦しいのは子どもたち。
「なんで?こんなにやっているのに!」
「俺って、バカなの?」って。
ますます自信を失わせる。
だからと言って、やらなくていいわけでも
ない。頑張らせる、匙加減が難しい。
 
大人はスマホを使って字を調べたりできる
のにね。
大人ってずるい(笑)
いつも、この子たちから、常識ってなんな
んだろう?と教えられます。
 
こうして、協力して理解してくれる人たち
に囲まれて幸せな親子です。
 
さて、今日は次男!
終日、児童デイの日!うどん作りをするら
しいです。
 
皆さん良い1日を♡