地球の歴史は現在、約46億年。

 

 

 

この46億年の歴史を

24時間で換算すると?

 

 

 

そんな計算式を誰もが一度は

聞いたことがあるだろう。

 

 

ちなみに、1億年は、

24時間時計に換算すると約30分。

 

 

 

1000万年は 約3分。

 

 

 

100万年までくると

いよいよ大台を切って、約20秒。

 

 

 

さらに10万年は、約2秒。

 

 

 

1万年は、約0.2秒となり、

1000年は約0.02秒。

 



もう、あるのかないのか

分からないレベルだ。

 

 

 

そして、いよいよ最後。

 

 

人間の寿命として

超超超長寿と言われる

100年はなんと

たったの約0.002秒となる。

 

 

 

 

 

そんな中、地球誕生が

この時計の午前0時とするとだ。

 

 

 

 

人類誕生は、ラスト77秒の

出来事でしかないそうだ。

 

 


 

先ほどの100年の話と言い、

1人の人生のちっぽけさが

手にとるように分かる計算式である。

 

 

ただ今日伝えたいのは、もちろん

こんな誰もが知っているような話ではない。

 

 

 

 

この時計換算が、物事の本質を伝えるのに、

非常に便利なのである。

 

 

 


 

「おじさん、おばさんは

何歳からか?問題」は、

あらゆる場所の井戸端会議で話される議題。

 

 

 

 

年を取ったらおじさん?

 

 

 

シワが増えたらおばさん?

 

 

 

 

うーん、「年を取る」とは何歳からなのか、

それがそもそもはっきりしていないし、

シワなんて、子どもだってできることがある。

 

 

 

 

 

そう考えるとやはり、

人類はこの議題に対し、

まだはっきりとした答えを出していない。

 

 

そこで今日はこの問題に「時計換算」で、

挑んでみたいと思う。

 

 

 

 

それではまず、厚労省が発表している、

日本人の現在の平均寿命から。

 

 

 

2019年の調査によると、

男性が81.41歳。

女性が87.45歳だそうだ。

 

 

 

 

その数値から男女の

平均値を取ると、約84歳。

 

 

 

つまり、現在の日本人全体の

平均寿命は84歳となるわけだ。

 

 

 

 

さて、「時計換算」に向けた素材が

集まったところで、ここからいよいよ、

「おじさん、おばさんの壁」

に挑んでいこう。笑

 

 

 

 

つまり、84歳を24時間に換算すると、

それぞれの年齢が何時に当たるのか。

 

 

 

それを算出する試みである。

 

 

 

ちなみに、上記の条件のもと導き出すに、

1時間時計の針が

進むごとに、

人間は3.5歳

年をとることになるようだ。

 

 

 

 

それを元にここからダーっと人間の一生分を

「時計換算」で見てみよう。

 

 

 

 

まず0歳は説明不要の午前0時。

 

 

 

時計の始まりが、人生の始まりである。

 

 

 

 

 

そして、10歳はと言うと、

それでもまだまだ夜明け前の午前3時。

 

 

 

 

20歳になってようやく朝が明ける

だいたい午前6時。

 

 

人生まだまだこれからといったところか。

 

 

 

 

 

僕の年齢である

35歳はと言うと

それでもまだまだ

午前10時!

 

 

 

日曜日で言ったらワンピースが終わって、

「さあ今日何する!?」と

ワクワクしている時間帯!

 

 

 

 

 

さあ駆け足で、いよいよ40歳へ。

 

 

 

 

う、嘘でしょ。

 

 

 

それでもまだまだ

だいたい午前11時半ときた!

 

 

 

 

まだお天道様が、折り返し地点にも

きていないのである。

 

 

 

さらに計算していくと、

50歳で午後2時、

60歳で午後5時、

70歳で午後8時、

80歳でようやく午後10時となる。

 

 

 

 

40歳なんて、休日で言うと、

「まだお出かけの準備すら

終わっていない!」

なんてこともある時間帯だし、

 

50歳も、午後2時なら、

まだまだ寝ている人もいるかもしれない。笑

 

 

 

 

 

そう考えると、40代、50代なんて、

人生これからと言えるのではないだろうか。

 

 

 

 

さらに言えば、1日の仕上がりは、

最後の1時間まで分からない。

 

 

 

 

これは僕の友人の話なんだけど、

彼女は、その日、ふんだり蹴ったりの

1日を過ごしていた。

 

 

 

 

朝寝坊に始まり、

上司に進行のことで説教をくらい、

さらには、その日のランチが口に合わず、

にわか雨にも降られた。

 

 

 

彼女は思わず叫んだ。

 

 

 

「こんなに最悪な1日、

一生忘れられないわ!」と。

 

 

 

そんなことがあった、その日の夜。

 

 

 

彼女の家には、恋人が来ていた。

 

 

 

そして、時計の針が

23時半を指した頃である。

 

 

 

恋人はポケットから、指輪を取り出し、

そして、彼女にこう言ったそうだ。

 

 

 

「結婚してください」

 

 

 

こうしてその日は、彼女にとって、

一生忘れられない1日となったという。

 

 

23時半と言えば、

人生で換算すると82歳。

 

 

 

 

やはり最後の最後まで、

人生は分からないものだ。

 

 

 

 

そして、そう思えたら、

人は一生、おじさん、おばさんにはならない。

 

 

 

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