私は立てらせた車に背を向け、まるでリュックを背負うように、車の下に備え付けられている二本のゴムベルトに、自然に両腕を通していたので


実際には有り得ない行動だけど、こんなときは
こうするのが当たり前のような慣れた感じの行動だったんです


けど、車は自分の体よりも大きいです


背負っても、車体が下に付いてしまいます


一体私はどういった行動をとるのかと思ったら
バランスを保つかのように、少し前かがみになり自分の車を背負って
着た道の方へと、クルっと向きを変えました


そして、重いはずである車を背負いながら
15cm幅の狭い道を
バランスを保ちながら
ゆっくりと慎重に歩いて行きました


先に帰っている家族のことが心配で、早く渡らないと‥と、そう思いながら歩いていると、急に背負っていた車が軽くなりました


不思議に思った私は
そっと後ろを振り向くと

ナント!


車がリュックの大きさ位に小さくなっていました


急に軽くなったので
早く歩いて渡ることができました♪


ほっと一安心したところで私は目が覚めました


夢から覚めた私は、前にも車がコンパクトになって、掃除機のように持ち運びできる便利な車の夢を見たことがあるのを思い出しました


次はどんな車の夢を見るのかな?と、そんなことを思いながら


空飛ぶ車があったらいいな♪と ふと、思ったのでありました



おわり